Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

MoMA(NY近代美術館)へ

2013-09-15 | 子連れおでかけ

2匹連れてMoMAへ行って来ました.娘にはまだ早いかもしれないけれど,息子はそろそろモダンアートが楽しめるんじゃないかしら?と思って….

結果,とっても楽しめたのです.

芸術のことはよく分からないけれど,折角NYに住んでいるんだもの,本物のアートに触れさせるのは幼い頃からしておくべきだったなと思っていたこともあったのですが,数ある作品の中から一つでも好きな絵,好きな色,形が見つかれば,それはきっといつまでも心に残る財産になるのではないかと思って.ヘタクソとか上手とかで評価されるのではなくて,いろんな個性的な作品一つ一つが立派な芸術作品なんだということが分かれば,彼自身のこれからに役立つときがくるんじゃないかと思って.

中でもモダンアートというのは,大人よりも子供のほうが理解し易かったりするんじゃないかな?と思って,それでMoMAへ.


6歳と3歳,二人座り込んで絵の鑑賞.
どの人が幸せそうか,
どの人がジャンプをしてて,どの人が手を伸ばしているかなど.


子供達には予めそれぞれデジカメを渡し,
「好きな作品の写真を好きに撮ったらいいよ」ということにし,
帰宅後どんな作品の写真を撮ったのか家族で鑑賞会をしました.


息子が一番興味を示したのは,写真撮影禁止だったのですが,
特別展示をしている「モダン・ランドスケープ」.
(これはMoMAサイトより拝借した写真)

落書きのような雑なランドスケープのデザイン,木やプラスチックで緻密に作られた模型,そして実際立てられた建築物の写真.

お絵描きは好きだけどあまりアートの時間は自信がない息子とデザイン画を見ながら,「デヴィのお絵描きのほうがずっと上手じゃない?」と言うと,ちょっと嬉しそうにしてた.模型を食い入るように見ながら「これブロックみたい.こっち側見てごらん?ここにこんな柱を1本入れるから,こっちがこんな風になるんだよ」と,やっぱり視点が大人(私)とは全然違うなぁと思いました.縦横に走るラインが気に入ったのか,内部構造までよく見入ってた.

帰宅後は即自分の積み木で何か建ててて,かなり影響を受けた様子.建物を作るっていうのは,お絵描きから始まって,頭の中で計算して,積み木やブロックでミニチュアを再現して,そして現物を作るという工程なんだなぁというのに興味を示したみたい.


よく分かりもしないくせに,母,ピカソの絵を説明中…(汗).
ピカソはね,どれが顔か,どうして半分があんな色かなど,
結構低レベルな内容でしっかり子供達と繋がれます(苦笑).


これもピカソ.
座り込んで解説を読んどります.


これ,MoMA Storeにて売られている,
折り紙ランプ.$1260也.

最後に一句,「折り紙も アートになれば 金になる」

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娘との時間

2013-09-14 | 自然遊び(ガーデン・土・水・雪)

去年辺りから,我が家の近辺でもファーマーズ・マーケットを定期的にするようになって,マンハッタン生活時代食べていたのと同じ農場のお野菜がここでも食べられるようになりました.とっても懐かしい味.息子の離乳食から3歳までよく使ってた.やっぱりねぇ,コーンとか蕪とかインゲン豆とかトマトとか,ファーマーズ・マーケットのを食べると,スーパーマーケットのは食べられなくなっちゃうんだよね,残念ながら…….料理して黙って出してたら,旦那が食べて一言「これ,何処で買った?美味しい!」って.それくらい違うの.


今日はお野菜買った帰りにガーデンに寄り道.
お兄ちゃんのお迎え前の束の間の時間.

時間が過ぎるのってあっという間で,
なかなか効率良く使いこなせてないんだな….


「帰りたくな~い!」と逃げる娘.
また来週来ようね.

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美味しい中華と息子の食欲

2013-09-13 | おうちご飯・レストラン

  
左:一尾$5の海老を息子が一人で四尾も食べた.
中:中華のステーキ
右:鶏胸肉とチャイニーズブロッコリー

  
左:雛鳥丸ごと煮込んだスープ(激旨!で息子がお代わりした)
中:平目の蒸し物(息子が片面殆ど食べた)
右:豆苗

子供達の学校も空手も始まったし,自分の時間が取れるかと思いきや今まで以上に忙しいし,お腹の底から「頑張るぞぉ~~!!」と気合を入れたい気分になったので,美味しい中華料理を食べに行ってきました.

日本にいるときも中華は食べなかったから,本当に久しぶり.やっぱり美味しい!底力出さなきゃいけないときは,和食じゃ物足りない…….

日本にいるときからなんだけど,息子が本当に何でもよく食べるようになりました.あんなに食わず嫌いで,少食で,時間がかかって,栄養が摂れているのか心配したり,時間が気になって苛々していたのが嘘のよう!今は見ていて面白いぐらい食べます.

6歳って味覚も変わるのかしらね?
こんなに別人のように変わる日が来るんだったら,ど~んと構えてりゃ良かったわ!

先日はマンハッタンのレストランで頼んだ大人メニューの肉入りパスタを一人でペロリと完食.しかも私よりも主人よりも早く食べ,あまりにも美味しそうに食べるからと,隣に座った老夫婦が夫婦揃って「同じ物頼んでみるわ」って(苦笑).ルッコラとレンズ豆のサラダ,グリルされた野菜やビーツ,ケールの入ったスープ,スイスチャードなど,何でも食べる.

あんなにガミガミ言いながら食べさせていた朝食も,早く食べてくれるから時間が余るくらい.タンパク質,炭水化物,フルーツに牛乳をしっかり摂って登校します.娘は…,どれもこれも一口だけ….

ここまで食べてくれると今度は食費が嵩むんだけどね.でも嬉しいし,外食し甲斐もあるし,料理を作る甲斐があります.学校の給食も毎回楽しみにするようになって,それだけでも学校に行くのが楽しくなるみたい(お弁当作らなくていいから助かるし…).去年は学校のランチも「残した.美味しくなかった.ちょっとだけ食べた.冷たかった.」が毎日だったのに,同じようなメニューなのに,美味しいんだって.

息子の中で,「ジャンクフード以外,男なら手を付けたものは絶対に残さず食べる」と決めたようで,それでかな?

ってことで,これからはいろんな国の本格的なレストランに,食文化とマナーの勉強も兼ねてときどき行けたらいいな…と思っています(と言えば,旦那が連れて行ってくれるかな?と思っていたりして…).でも娘がなぁ,まだぜ~んぜんちゃんと食べないから,もうちょっと先の話かな?

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そして娘も,学校生活開始

2013-09-12 | 成長記録


お兄ちゃんは1年生に,そして娘もプリスクールに.

初日から,空っぽのバックパック背負ってルンルンで通いました.しかも「りんちゃん,歩いていく~!」と朝から張り切っていたので,歩いて……(汗).夏休み中からずっと「NYの学校の先生,なんて名前だっけ?」と聞いてくるので教えていたから,結構呼びにくい名前なのにね,もう先生の名前も覚えちゃってる.

この学校,名前はナーサリーなんだけど,内容が公立のプリK(年中)以上のことをしてくれるところなので,私も他のママ達も,「ナーサリー」と呼んだり,「プリスクール」と呼んだり,いろいろなんです.ブログでもいろいろ呼ぶかもしれませんがすみません…….

3~5歳の子供達が年齢別クラス分け無しで,皆一緒に学びます.今年は1学年上の子が半分.この子達は午前中ここで学び,午後は公立のプリKで学ぶスタイル.年上の子真似るの得意だから,娘には向いてるかな?

昨夜は息子の学校のオリエンテーション参加,今日は娘の学校のオリエンテーションに参加,そして今夜はPTAミーティングと,新学期早々からなかなかハードスケジュールです.

お友達と仲良く,沢山学ぶ,楽しい一年になりますように.

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次回里帰りの準備

2013-09-11 | 3歳&6歳と田舎里帰り,2013

来年の夏休み,また里帰りするのか?それともNYで過ごすのか?再来年に里帰りするのか?定かではないけれど,来年以降息子は小学校での体験入学ということになります.

となると当然体験入学は7月20日までで,残りの期間はどう過ごしゃいいんですか?ということになるわけです.退屈させるわけにはいかないんです,うちの子供達….大人と過ごすだけじゃあ満足出来ないんです.同世代の,同じ価値観や夢を共感し合える仲間と弾けて遊ばないと….

聞き込み調査してみたところ,夏休み中に小学校でのプールのレッスンもほとんどなく(私が子供の頃は毎日あったけど),な~んのイベントもないそうで,これはなんとかせないかん!と思ったわけです.

貴重な夏休みを退屈させたり,ダラダラっと過ごすのは勿体無いし,特にうちの子は,日々ワクワクするような刺激がないと死んだ目になるのでね,子供が喜び親の私が羨むような楽しいイベント満載の夏期学校を探し,問い合わせ,資料請求し,見学に行くというのが今回里帰りの私の課題としていました.

日本に着いて早々は時差ぼけ,旅の疲れ,諸々の手続きなどで1週間なんてあっという間.その間に学校探しをしている暇はない(梅雨時期だし,日本の気温に体を慣らしてる状態).おまけに7月1日から体験希望の私立の場合,6月27日迄に全ての書類に記入して提出だったりするので,本当にバタバタするんですよ.実際今年もそうでしたから....加えて,娘の体験入園の場所と息子の夏期学校が全く別方向の場所でも送迎に困るので,夏期学校近辺で体験入園できる娘の私立も一緒に探しました.

やっぱり通える範囲には無いか…と諦めそうにもなったりしたんだけど,最終的にいろいろやっているところを発見!

毎日スペシャルプランのある夏期学校.料理教室や絵画教室,(日本独自の)ダンスレッスンに映画制作,サイエンスクラスに木工教室など,毎日日替わりでプランが決められているところ.それでもまあ賛否両論で,「どうせ本格的じゃなくて,子供騙し的よ~」というママ達もいれば,「岡山県内でもここまで様々な活動に力が入れられるところは珍しい」と,他の学校の先生達や教育関係者達が言っていたり.

幸いお隣が私立の園なので,息子と娘同じところへ送迎ということも可能.

この私立の夏期学校にするか,午前中を自宅での勉強に割り当て,午後は空手ともう一つスポーツ系のお稽古で毎日運動させるのが良いか,時間を掛けて検討中してみますが,何とか次回の里帰りに役立てそうな情報が入手出来たので良かったです.子供騙しな内容でも,先生方が一生懸命で,しっかり子供達が騙せるくらい楽しい教室なのであれば,小学校低学年くらいなら問題ないかな?と思っています.暑くても,長くても,夏休みを退屈に過ごすことだけは避けたいから….

そんなこんなで下調べも完了です.

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1年生になりましたと,お知らせ

2013-09-10 | NYの育児・教育事情

息子,今日から1年生.

朝,学校前で写真撮ろうと思っていたのに,学校に着いたと同時に「行って来まぁ~~す!!」と走って消えていった…….

まあね,そんなもんです,うちの子は.

10日ほど前に,担任になる先生からお手紙が来てまして,息子の大好きな先生と判明!!それを知って以来,息子ウッキウキ♪カッコいいとこ見せようと思って,予習に励んだりして…(苦笑).

モデルみたいなスタイルのブロンドヘアな美人先生.

去年初めて見たときは,その抜群のスタイルとファッションに「えっっ?!教師としてどうなの?」
と思ったけれど,いろんな学校行事でこの先生の子供達への対応を見てとても好感を持っていたの.私自身,この先生に興味を持っていたから,とても楽しみ.

息子の一番のお気に入りの女の子サーちゃんも,今年は同じクラス.しかも息子の隣の席(1年間ずっと隣).サーちゃんのママから連絡があって,こちらも一週間前に判明してた!!それを知って,息子,普段よりもずっと「頼り甲斐のある男」になろうとしているのが伺える.

キンダーでは違うクラスだったんだけど,楽しいママさんがいてね,このママと一緒だったら学校ボランティアなんかも楽しいだろうなと思っていたら,今回は同じクラスに.彼女からも「今回,同じクラスじゃない!!楽しみだわ~!」と連絡が来た.

それからそれから,プリK(年中)で同じクラスだったキャーちゃん.大学教授の娘さんで,G&Tテストで息子と同じく99パーセンタイルを取り優秀なG&Tの学校へ移って行ったのだけど,なんと戻って来てて,息子と同じクラスに!!

息子,1年生が楽しみで堪らないのがよく分かる.しかも「暫くの間,毎日体育(ジム)の時間があるんだよ~」と帰宅後もその話ばかり(勉強の話は?!).でも出だし良好!!って感じ.

あまり先生や学校に期待しすぎないように,先生と子供達が良好な関係が築けるよう影でサポートしていけたらと思います.

いい1年間が過ごせるといいな.ほんとに.

私は午前中だけ手が開くので,今年は積極的に学校のボランティアに参加できたらと思っています.やっぱり忙しくなりそう.

加えて,ちょっとお知らせです.息子も無事小学一年生になりましたし,彼自身が自分の世界を探し羽ばたいて行く時期がやって来たと思っています.やりたいことや,挑戦してみたいことがどんどん明確になってきていて,私の目の届く範囲内で収まらなくなりつつあります.

NYでは法律上,保護者がずっと一緒なんですけど,日本ではもう親元離れて一人で行動してたしね.法律云々は別として,子供の成長や発達を考えたら,大人の監視から逃れ,一人で留守番しながら羽を伸ばしたり,小銭持って買い物行ったり,友達だけで出掛けたり遊びに行ったりしようとする,そういう親の目の届かないところでワクワクしながら成長するのがごく当たり前な行動だろうな……と痛感しました.NYは安全上それが出来ないのが非常に残念なんですけどね.でも,そういう機会があればさせてやりたいと思っています(日本とかで).

そんなこんなで,私自身「就学」が一つの節目だったということもあり,今後は息子の顔写真は伏せてブログの更新をしていこうと思っています.本当はこんなに長くブログを続けるなんて思っていなかったんですけどね.息子を妊娠中から今まで,ブログを読んでくださった方,応援してくださった方,ありがとうございました.

これからも娘はそのまま,息子は遠巻き写真や後向き写真では登場すると思いますので,引き続き応援よろしくお願いします.

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視点がちょっと違う公園♪

2013-09-09 | 自然遊び(ガーデン・土・水・雪)


こんな小川で遊んでる.

 
これね,公園の中に作られた人工の小川.
子供達は嬉しいんだよね.

 
こんなブランコ.
これね,障害児の為のブランコ.
でも健常児も乗ってOK.
「普通のブランコと違うの?」と聞くと,
娘は「ローラーコースターみたいよ~」とキャアキャア言いながら大喜び.
息子は「体が空に飛んでいきそうで,
フワンと上に上がったときにお腹の中が出そう.空がよく見える~」
と,こっちも大喜び.
寝っ転がってのブランコだものね,
ゆりかごに乗ってブンブン押されている感じかしら?
どうやら普通のブランコとは全然乗り心地が違うよう.
大人気の遊具です.

 
左:どこに行ってもぶら下がる息子
右:踏むと音がする遊具でジャンプしまくる娘

音楽関係の遊具が豊富です.


そして,賢いNY市警察馬と戯れたりできて,
こんな公園もなかなかいいでしょ?

Playground for All Childrenという公園でした.

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NY植物園

2013-09-08 | 子連れおでかけ


私,初めて行って参りました,NYボタニカルガーデン.
どうしてこんな素晴らしいところに今までやって来なかったのか悔やみました.

というのも,すぐお隣に「ブロンクス動物園」があるので,最初の子供が男の子でしたし,植物園よりは動物園のほうが喜ぶんじゃないかな?と思って,植物園目当てで来たのに,急遽動物園に変更とか,そんなことの繰り返し.それに今までずっと近所に小さいけどガーデンがあったから,わざわざお金払って遠くまで行かなくてもいいか……と思ったり.

 
しかし,このガーデンは素晴らしい!!感動!!
「私,ここ好き!大好き!」を連呼.
子供達嬉しくってずっと走りっ放し.

催し物として「Wild Medicine」というのをやっていて,植物の薬効成分なんかを紹介するだけでなく,カカオは100%やら70%やらを味見できるし,緑茶蜂蜜やマンゴーオレンジのジュースまで試飲できるの.ハーブやアロエやケシの花など,薬として使われる植物の紹介が熱帯雨林から,砂漠から,イタリアのガーデンからを再現し,半端無い量!!

 

こんなに楽しくて且つ,勉強になる場所ってなかなか無いと思います.「教育,環境,自然」に力を入れているガーデンで,ここで働いている人たちの笑顔や対応も気持ちよかった.NYを代表する場所といっても過言ではないと思います.


年輪を数えているところ.

 
ロープを使って「鳥の巣」再現してみているところ.
娘は単なる綱引きだけどね.


水草の観察.

 
ニッコリ!!

 
子供達,ほんとにず~~~っと走りっ放しでした.
本当は木にだって登りたかった様子.


どこかに出掛けて帰ってくると,一番心に残ったことを
言われてもないのに絵日記にするのが習慣になった息子.
まあ,文章は英語なんですけどね.
「My favorite parts are the tram because we can relax.」
と書いてあります.
広いガーデン内をトラムに乗ってラクちんしながら行ったからねぇ.

でも,せめて2文は書かなきゃダメだけどな…….
まあ今はダメ出ししないけど.

ガーデン好きな方は是非行ってみてね.お勧めです.

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息子(6歳)の日本での様子と反省点

2013-09-07 | 3歳&6歳と田舎里帰り,2013


体験入園に空手に遊びにと充実していた以外に,
彼に大きな成長が見られたので記しておきます.

今まで本当に手がかかって大変だった息子が,6歳を機になのか,この夏を機になのか,私が家事をしなくていい分息子に関われるからなのか,ジイジやバアバも含めスキンシップの取れる大人が常に周りにいた環境が良かったからなのか,驚くほど「良い子」に生まれ変わりました.

あっ,でも私には口答えするし,悪態付いてたけどね.

だけど,自分で何でもするようになって,愚図らない.毎日の勉強も運動も頑張ってた.妹とは激しい喧嘩もするんだけど,妹の荷物を持ってあげたり,園のクラスへ送っていったり,世話も毎日してくれていました.

もともと飛行機内や空港ではとっても聞き分けの良い子なのですが(生後半年のときを除き),今回は里帰り前に懇々と言い聞かせておいたんです.

「6歳はもう幼児じゃないから,小さい子(妹とか年下の子)と同じような行動を取るんじゃなくて,6歳らしい行動を考えて取ること.」
「ジイジもバアバも,2人のゆったりした生活リズムがあるのだから,それを乱すようなことをしないこと.」
「ジイジが仕事中や勉強中,バアバが勉強中は,話し掛けたり,部屋に入ったりして邪魔をしないこと.」
「バアバが作ってくれたご飯は,一生懸命作ってくれたのだから残さないように食べること.」
「食べたことのない食事が出ても嫌がらず,日本ならではの食事を何でも食べてみること.」
「日本の同年代の子が勉強をしていなくても,自分は自分ということを忘れないで,しなくてはいけないことをすること.」
「以上のことが守れなければ,日本滞在は金輪際させるわけにはいかないということ.」

どれだけ理解出来ているのか分からなかったけれど,これらの条件はどれもよく守れていました.私の母が「去年と全然違うねえ.ほんとにお兄ちゃんになったね」と感心してくれるほど.父も,「今年は滞在期間が短く感じた.こんな感じだったら(こういう振る舞いだったら),来年も来てええ」と言ってくれたりして,息子の態度や振る舞いが大きく「吉」と出ました.

 

今まで少食で好き嫌い(食わず嫌い)の多い子だったのに,嘘のように毎日何でもモリモリ食べるようになったんです.園でもお代わりするほどに.料理を作ってくれる母も,外食に連れて行ってくれる父も,よく食べてくれる孫がいると嬉しかった様子です.食べたことのない物でも,「食べてみる」「トライしてみる」と言うのが,成長を表しているなと思ったし,アイスは1日1個だけ,お水は勿体無いから流しっ放しにしない,ご飯は残さず食べるなど彼自ら決めて行動していて,こういうマナーが身に付いたのは大きな成長だと思い嬉しくなりました.

シャワーも自分でするようになったの.自分でシャンプーしたり体洗ったりしてくれるから,忙しいときは本当に助かります.

飛行機の中でもずっと大人しく過ごしてくれ,自分で食事もし,トイレも一人で行ってくれるし,荷物も持ってくれるから本当にラクになりました.

6歳は成長期といわれるけれど(反抗期とも呼ばれます),本当にそう感じます.

言語に関しても,日本語の読み書き,会話は全く問題なくて,海外育ちの子だからと手加減したり,特別扱いする必要は全く無いと言われました.特に私が嬉しかったのは,標準語で話し掛けられても,バリッバリの関西弁で話し掛けられても,ガッチガチの岡山弁で話し掛けられても,全くビビる様子もなく,誰とでも普通にずっと会話している息子の姿.この調子で,日本の何処ででも誰とでも話せるような日本語力を身につけていて欲しいと思います.

逆に,息子が悪いんじゃないんだけど,里帰りして難しいなと感じたことは,やっぱり勉強のこと.

うちは実家が田舎ということもあってか,幼稚園も保育園も,勉強をきちんと教えているところは何処も無くってね.NYの年長レベルに近いくらいの教育レベルのところが無いということ.そういうのは体験入園させてもらっている間に息子も即察知して,「勉強なんかしなくっても,日本語だけでも,遊んでばっかりいても,それでもいいんだったら,僕もそうしたい!」みたいに主張してくるようになって,その点が厄介でした.

子供って,って大人もだけど,すぐに易きに流されるんだよね.

かといって,体験入園無しっていうのも,やっぱり息子は大人と過ごすだけだと退屈するんですよね.なんていうか,同じスーパーヒーローに憧れていたり,同じ物をカッコいいと思えたり,大人には危ないとか煩いとか怒られるけど,自分達はそれでも楽しくてしょうがない行動みたいな,自分と同じ価値観を共有できる同年代の子達と戯れながら遊ぶというのが必要で,それを,日本で生まれ育った子供達とできるという体験が,彼の中できっと大きなものとなると思うから…….だから内容的に無意味とか面倒とかで省略したくない部分なんですよね.

難しいわ,その点がね…….

滞在中は1~2年生の漢字の総復習,2年生の文章読解復習,足し算,九九の暗記,日本地図,ことわざ,四字熟語などに力を入れていて,英語のWritingを一切しなかったのが良くなかったようで,NYに戻った翌日,英語で文章を書こうとしたけれど,「夏休み前には書けていた単語や文章が全く書けなくなっている!!」と,息子,悔し泣きで枕に顔を埋めてオイオイ泣いてて,ちょっと可哀相だなと思いました.

SpeakingとReadingは特に問題なく,すっかり忘れていてもNYの空気吸ったと同時にすぐに取り戻せたんだけど,やっぱり言語はWritingの習得に一番時間と労力が必要とされていて,このWritingをバイリンガルとして押さえていくのって,本当に大変だなぁと,私も考えさせられました.

そんなこんなで,6歳息子の日本滞在で感じたことや反省点でした.

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岩に登って遊ぶ

2013-09-06 | 自然遊び(ガーデン・土・水・雪)


博物館後,すぐ横の(前の?)セントラルパークへ.


近くにプレイグラウンドもあるというのに,
大きな岩が気に入ったようで,ここから離れようとしません.
「気をつけてよ~!頭から転がり落ちても,母さん助けられないからねぇ~」


岩の上から息子,「お母さ~ん,服が破けてもいいの?」
って,破る気なんだ…….


「服は破れてもいいけど,血を流すようなことにはならないでよ!!」と私.


息子,「大丈夫,わかってる.」
って,わかってる訳がない!!

でも,どこに手を付くべきか,どこに足を掛けるべきか,
どこの岩肌が滑りやすくって,どこがバランスが取り易いか,
いろんなことを考えているのがよく分かる.
やっぱり人工的な遊具よりも,自然のほうがいいんだろうな….


さっきまで岩をステージに踊り狂っていた娘は,
不思議な穴を見つけ,せっせと小枝や葉っぱを詰め込み中.

 
今度は木登り.いいひとときが過ごせました.


橋の上で.


枝にぶら下がって鉄棒代わり.
後ろに引っ繰り返りでもしたら,岩で頭打つよ.
見てるほうが怖い….

それにしても,何でもオモチャになるもんだ!!感心感心!セントラルパークにはなかなか来れないけれど,楽しく遊べて良かった.

帰宅後,息子が「お母さん,今日みたいな登れる岩,探しといて!!プレイグラウンドよりも岩がいいから!」だって.近所にはちょっと無いと思うけどねぇ.頑張って探してみます……(汗).

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アメリカ自然史博物館

2013-09-05 | 子連れおでかけ

今回は,「恐竜見たいなぁ」とティラノサウルスとサイのオモチャを手に抱えて言ってくる娘のために(サイは恐竜だと思っているみたい…).それにお答えしてアメリカ自然史博物館へ行ってきました.息子はいつでも行きたがってたしね.「恐竜死んじゃったのしかいないのね」とやや悲しそうな娘….

実は私もずっと来たかった!前回来た時に激混みだって,絶対リベンジしなくなくてはと思い続けること1年半.遂に来ました,そのときがっ!!

 
爪触ったり,恐竜の骨の上に座ったり跨ったり(写真右),卵触ったり,
歯を触ったり,鱗みたいなの触ったり,
いろいろできて大大大満足!

今回は,気持ちいいくらい空いてたぁ~~!!こういう空き具合,大好き!子供達は自由に歩いたり走ったり,でも他人にぶつかったりする心配もなく,入場時にも,カフェテリアでもトイレでも待ち時間一切無し.写真だって遠慮なく撮れる.娘はもうストローラー無しでよく歩くので移動もしやすかったし,余計な疲れが一切なかったから,苛々して子供達を怒ることもなく平和だった.帰宅後,夕飯作る気力さえ残ってたもんね.

絶対,夏休みの終わり頃の平日だわ……(覚えとこ).

娘に「何が一番気に入った?」と尋ねてみると,「おっきなカメさん!あのね,ニッコリ笑ってて嬉しそうだったの!」と.


始めは何のことだかよく分からなかったけれど,
写真の整理をしていて気づきました.
このカメのことだな…と.
確かにニッコリ笑ってる(苦笑).
「ここで写真撮りた~い」と娘自ら言ったんだった.

他にはどっかの国の原住民の生活を再現しているコーナーでは,女の人は「おっぱい」出してるし,男の人は「おち○ちん」出した格好してるしで,子供達がその言葉を大声で連呼しながら大はしゃぎ!!まっ,空いてたから気にならなかったけど…(周りの人は意味が分かってないし).

サイは恐竜ではないということ,理解してくれたかどうだか分かりませんが,そんなこんなでとっても楽しく過ごしました.

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大好きな兄さんと自然満喫!!

2013-09-03 | 3歳&6歳と田舎里帰り,2013


「リュウ兄」と子供達に呼ばれ慕われている「お兄さん」がおりまして,
去年も川遊びなんかで非常にお世話になったのですが,
今年も去年以上にお世話になりました.

岡山県の三大河川の一つの「秘密の場所」に遊びに連れて行ってもらいました(私にも秘密なので,どこなのか分かりません......).気温37℃の猛暑日だったので,私と娘は身の危険を感じ自宅待機.暑いというだけで外に出る気にもなれず,準備物が多いのも億劫になる超インドア派ですからね.それなのに川の水は冷たくって,なんと,外の気温で温まりながら遊んだんだそうです.川で泳いだり,カヌーに乗せてもらったり,魚を網で捕まえたりと,「お兄さん」達に息子を丸1日お任せ状態の無責任な母親です……(息子は私と一緒じゃない方が嬉しい様子).


因みにこちら,川遊びから帰ってすぐに自ら進んで描いていた思い出の絵.

本格アウトドア派の「お兄さん」で,日本でいい思い出を作って帰ってもらいたい,自然の中で遊ぶ体験をして帰ってもらいたいと,息子のために時間も労力も割いてくださいました.


別の日には大きなビニールプール出してもらって,
近所の子供達も呼んで水遊び.

 
左:弾けてる息子.
右:お世話になったお兄さんとお姉さん,嬉しそうな子供達

実は毎週2日も息子を預けていたのです.先ず,週1で宿題を見てもらっていました.私と一緒に勉強するよりも気分が変わって良かったみたい.小学校の高学年の子や中学生達と一緒にする宿題は,「日本でもみんな勉強してるんだ.みんな宿題があるんだ.」と息子自身知る機会となり,小学2年生の子が漢字が分からないと言えば息子が教えたりしていたそうで,そういうのは良い経験になったと思います.勉強の合間に庭でドッヂボールをしたり,水遊びをしたり,おやつを食べたり,お話を聞かせてくれたりで,楽しかったようです.4~5時間をとても楽しく過ごしていました.

で,別の週1はギターに合わせて歌を歌ったり,ミニカーやブロックで遊んだり,お話を聞いたり.

残念ながら日程や予定が合わず,お誘いを受けた登山にも,1泊2日のキャンプにも参加できなかったのですが,次回はアウトドアの服装を準備し,スケジュール調整をちゃんとして,娘も一緒に是非参加できればと思っています(やっぱりこの気温じゃ,私自身は参加したくないんだけど......).

こんな多才な方が実家の近所にいて,しかも子供好きな上に,とっても息子を可愛がってくれることに,感謝の気持ちでいっぱいです.実はね,私と,この方,小~中学時代に毎年同じサマーキャンプに通ってた同じ年.お互い顔も名前も覚えていなかったんだけどね.まっ,住んでいたところとかは全然違うんだけど…….不思議なご縁です,ほんとに.

私が教えてやれないことや体験を,大好きな「お兄さん」」から学んだり,日本での楽しい自然体験こそが日本をずっと好きでいてくれたり,日本語をこれからも頑張って勉強しようという一番のモチベーションに繋がってくれるはずなので,本当に有難く思っています.

やっぱり今年も「リュウ兄」と過ごした日本の夏は大きな意味を持つことになったと思います.

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久々に夕飯載せてみたりして…

2013-09-02 | イベント・ディナー

親になってそろそろ6年3ヶ月.うちの旦那,6年3ヶ月経って,やっと気づいたことがあるんです.

それは……,「自分一人で子供の遊び相手だったり,勉強相手だったりしてやれば,食事時に即,食事が食べられる」という,当ったり前なこと.

何やるのも私が一緒じゃなきゃ億劫がって腰を上げようとしなかった旦那.仕方がないから私も一緒に行動すれば,当然食事時に食事は出来てないわけです,作るの私なんだから.テイクアウトにするか,普通の日に外食になるか,お腹空いてから苛々しながら私が作るまで待つとかいう,とっても効率が悪いことを,ずっとしてきたわけなんですよ!!

ところが,3日ほど前に「ハッ!!」と気づいたようで,自ら進んで子連れで出掛け,昼食や夕飯時にはお腹空かせてピタッと帰宅するようになりました.

気づくのが遅~~いっっ!!!

まあね,子供達が小さいうちは,父親一人で全部みるというのは重荷かもしれないけどね….6歳と3歳,ちょうど良い年頃になったんじゃないでしょうかね.

まっ,そんなこんなで,一人集中してご飯が作れるのって久しぶりで嬉しいです.

  
娘の好きな長芋と海老,息子のリクエストでトマトと豆腐と豚肉,鶏胸と野菜のスープ
昼食にタンパク質十分摂取したので,野菜メインで.

日本滞在中にいろんなレシピ本読んで,独自に纏め上げたの.毎日三度三度の食事,しっかり栄養が摂れて,時短で,節約もできるのが目標.夕方までプレイデイトしたり,それから宿題見てやったり,空手に連れて行ったりの中,バタバタ苛々食事作るの嫌だから,この時間をどうしても改善したいと思ってます.息子が何でもよく食べるようになってきたし.

9月からどうなるか分かんないけど,新たなレシピで私の1日のリズムに挑戦です.

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