見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

厳しい現実に風の草刈りを考える

2017-08-03 22:59:15 | 自然農業

 風の草刈り、試そうと思い、2カ所の畑でカボチャ、小豆、イチゴ、地ばいキュウリ、里芋やさつま芋などの周りの草刈りを試してみましたが、そんなに簡単に、しかもうまくは行きそうにありません。
 それは、一つには伸びすぎた草と、鎌が間違って振り下ろされた先のお野菜を傷つけることはないのか?という心配、それに、鎌の切れ味が仕事の良しあしを決めそうだけど、自分の鎌は?
 結果的には、一番は伸びるに任せて繁茂してしまった雑草、お野菜の株間や葉っぱと葉っぱの間が狭くて考えるほど簡単ではありません。

 一昨日、“薬草師&風の庭師の奏でる森Gardenワーク”というイベントに参加させていただき、習いたての薬草の話をちょこっとだけブログに書きましたね。
 風の庭師の方の提唱する風の草刈り、木がメインの場所でお野菜風なものが混植されている、しかも、それぞれの種類が適度な量で、てなところでは効果を発揮しそうだけど、というのが素直な感想。
 ただ、その心というか、一番伝えたいところはその通り!って思えるんですけどね。

カボチャをブスリ
 朝の水やりを終わり、風の草刈りを思い立って最初に向かったのがカボチャ、地を這う蔓ですから、ある程度下まで草を刈ってやらないと風が通らないよなあ、ってやってたら、結構な手応え。
 手応えの先を見てビックリ!な、なんと、カボチャの実に鎌がブスリ(^^;;
 ここを諦め、気になっていた隣の小豆畝。のらぼう菜後のマルチを利用し、順調に育っていたんだけど、、、

 やはり、お野菜が繁茂しているところを風の草刈り、なかなか難しい、というか、僕にはできそうにない?
 それよりも、気になりながら投げっぱなしだった小豆、極早生でしたから、今頃どんどん鞘を付けているところの筈でしたが、去年も一部発生していた虫さんが大活躍。
 鞘だけならいざ知らず、昨年同様茎にもやたらと侵入し、小豆の株のほとんどはボロボロ(><
 恐らく、収量は順調に育ったであろうとの仮定と比べると1/20もあるかどうか・・・

風の滞るところに虫はいる
 ここでガッテン!風の庭師は、風の滞るところは蚊もいるし、虫も出るんですよって仰っていましたが、なるほど、まさにその通りに今さらながら気づいたりして。
 その環境、気にはなっていたけど、目をやろうとしていなかった、お野菜との対話をしようとしていなかったことに気付き、小豆やカボチャ、里芋に“ゴメンネ”って声をかけながら風が通るように草を刈りました。


 写真左は、件の愛を注いでいなかった小豆、中はその中でも色づき始めた鞘、でも、虫食い穴が。
 右の写真は、種蒔き後一月余りで順調な小豆の株。こんな株の状態で鞘が付いているはずだったけど、、、

 それにしても、ある程度集約的にやろうとすると、風も通る、だけど、草が生えていて保湿できるというバランスの取れた畑の管理は並大抵ではないかもしれません。
 僕の管理する畑の在り方を問われている時かもなあ。
 理想は、アナスタシア流の一族の土地・祖国なんですけどね。

コメント
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