蚊の猛攻を振り切るように、走るように登り、走るように駆け下りました(^^;;
何もこんな暑い時に登らなくても、って思うんですが、思い立って「神名備野」に行ってきました。
勿論、この暑さですから、汗、汗、汗・・・、ゆっくり楽しむというものじゃなかったけど、、、
なぜ急に思い立ったのか?
最近、古代出雲と出雲人が気になっているんですね。
さまざまな社会システムの行き詰まりを感じる今、一方では新しい時代を創造する胎動を感じるんです。
その新しい時代創造のキーワードの一つが“出雲”にあるのではないか?
それだからというのではありませんが、なぜだか最近、古事記1300年の時に買い込んだ数冊の本が気になり、広げて読み始め、昨日から3冊目を広げています。
そして?百姓仕事の時、特に夕刻、お日様が沈む頃には必ずと言っていいほど眺めている筈の目の前の山。
また、畑仕事の合間にお昼を食べたり、ゆっくりお茶する時はほとんど国庁跡のベンチに行き、必ずと言っていいほど眺める山、それが「神名備野」なんですね。
そして、その一冊に出雲風土記に記された“かんなび”が紹介されていましたが、なんとなく知っていた程度。
古代出雲人が畏怖の念を抱きながら?毎日眺め、彼らの意識の基底部ともなっていたであろう“かんなび”、そう言えば、一番近い“かんなび”に一度も登ったことがなかった。
ということで、急に思い立って向かったのは良かったのですが、天然成分100%の蚊避けスプレーもなんのその、繁みに入るとすぐに猛攻が始まり、駆けるように登らざるを得なかった(><
実は、171mの頂上、みーもの森づくり事業で木が伐採されたとかで、眺望は良いけど木陰がない!
もう秋かと思わせそうな涼風はあるにはありましたが、大汗を鎮めるにはちょっぴり不足の上、ここにも涼風をかいくぐってやってくる果敢な蚊もいたりして、この時期じゃないや、ってリベンジを誓いながら。
そうそう、意宇郡の「神名備野(かんなびぬ)」は、松江市山代町と矢田町にまたがる茶臼山です。
あっ、頂上では、アゲハ蝶とサルノコシカケが歓待してくれましたヽ(^o^)丿