見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

病気自慢と貪瞋痴の「三毒」

2017-08-14 21:26:55 | 持続可能な医療・福祉

 ここも悪い、あそこも悪い、今日はあの病院でどうのこうの、昨日はこの病院で・・・
 そんなに体の具合の悪いことが誇ることなのか?病院にお世話になることが嬉しいのか?
 病魔が去ってしまうと寂しくなるのかもしれませんが、選りによって何も病気と寄り添わなくても。

 病気自慢の人、僕の近くにもいるんですよね。

 昨日、先日あった“薬草師&風の庭師の奏でる森Gardenワーク”の先生、薬草師の神原さんが病気自慢の人には辟易するとFBに投稿していらっしゃいました。
 この投稿を読んで、「少欲知足」という言葉が思い浮かび、そのままコメントしました。
 神原さんは、「別の言い方をすると、貪欲とも言えます」とコメントを返してくださいました。

 この「貪欲」という言葉から、仏教で説く「三毒」という法理を思い出し、何かいいイラストないかなあとググってみました。
 ググってみて「仏教自由帳」の右のイラストに行き着きました。
 この病気自慢って、「痴」から来るんだろうなあと思いながら、このブログの最後を見ると「痴」という字のやまいだれ(疒)は、「床の上に病気で人が寝ている形」と「疑~杖を立てた人が後ろを向き、退くか前に進むか迷っている」の組み合わせと書かれ、「疑い迷うの意味で、物事を判断できない病気の人」とあります。

 これ、ガッテン!じゃありませんか?
 ひょっとしたら、具合が悪くなると、クスリと医者にすべてを任せてしまうというのも、「痴」の姿であり、病は自分が治すものと考えると、病気への対応って全く違うのかも。
 「貪」って、物事の本質を見ようとしない「痴」から来るんじゃないか?何て思ったりして・・・

 

コメント
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