ここも悪い、あそこも悪い、今日はあの病院でどうのこうの、昨日はこの病院で・・・
そんなに体の具合の悪いことが誇ることなのか?病院にお世話になることが嬉しいのか?
病魔が去ってしまうと寂しくなるのかもしれませんが、選りによって何も病気と寄り添わなくても。
病気自慢の人、僕の近くにもいるんですよね。
昨日、先日あった“薬草師&風の庭師の奏でる森Gardenワーク”の先生、薬草師の神原さんが病気自慢の人には辟易するとFBに投稿していらっしゃいました。
この投稿を読んで、「少欲知足」という言葉が思い浮かび、そのままコメントしました。
神原さんは、「別の言い方をすると、貪欲とも言えます」とコメントを返してくださいました。
この「貪欲」という言葉から、仏教で説く「三毒」という法理を思い出し、何かいいイラストないかなあとググってみました。
ググってみて「仏教自由帳」の右のイラストに行き着きました。
この病気自慢って、「痴」から来るんだろうなあと思いながら、このブログの最後を見ると「痴」という字のやまいだれ(疒)は、「床の上に病気で人が寝ている形」と「疑~杖を立てた人が後ろを向き、退くか前に進むか迷っている」の組み合わせと書かれ、「疑い迷うの意味で、物事を判断できない病気の人」とあります。
これ、ガッテン!じゃありませんか?
ひょっとしたら、具合が悪くなると、クスリと医者にすべてを任せてしまうというのも、「痴」の姿であり、病は自分が治すものと考えると、病気への対応って全く違うのかも。
「貪」って、物事の本質を見ようとしない「痴」から来るんじゃないか?何て思ったりして・・・