山野の草木はお宝だらけ
仲良くしたいなあと思いながらも、結局日々格闘に近いことになっている畑の雑草。
しかし、仔細に眺めると、実はお宝が眠っている。それが、畑から庭や道端や空き地や河川敷、更に里山から山へと、身の回りの山野の草木に目をやるとお宝だらけなんだ!
今年の春には、特に成長期となる春の野草はエネルギーが高いので、最高の酵素ジュースが出来ると聞き、山野草の酵素ジュースやヤマモモの酵素ジュースづくりに初挑戦しました。
ところが、もう一歩視点を深くすると、何ともお邪魔な雑草の中に「薬草」というお宝が埋もれている。
それは、売薬などに頼ることなくセルフメディケーションし、日々の生活の質を保つことを可能にしてくれる、心と身体にとってのお宝の山なんですよね。
下品中の下品
その薬草ですが、漢方では「三品分類」と言って、365種類の生薬を「上品」「中品」「下品」の3つに分類し、治療薬として有毒で長期間服用してはならないものとされる下品は125種類あるのだとか。
そして、現代において病気を治そうとして使っている薬はすべて下品のクスリであり、「神農本草経」から見ると、最も望ましくない使い方になるんだとか(@@
まあ、向精神薬とか見ていると、まさに下品。否、下品中の下品かも。
この二つを学べただけでも、僕的には大収穫でしたが、実際のフィールドワークでは、ほんのちょこっとした範囲に、恐らく20種類くらいの薬草があったように思います。
上の写真は、そのいくつかで、アケビのツル、笹、サルノコシカケ、セミの抜け殻(右のは最高の品質)。
これ、昨日の“薬草師&風の庭師の奏でる森Gardenワーク”に参加させていただいた成果です。
例えば脈診の取り方とその診たて方など、学んだことはもっとたくさんあるのですが、キャパが(^^;;
薬草師の方は、また島根に来るので、少しづつ野草から薬草へと変換作業をして行きましょう、って。
もう一つ、風の庭師のワーク、へえ、アナスタシアの一族の祖国の考え方と同じなんだ!って。
紹介する機会があれば、このことも。
上の写真は、恒例の持ち寄りランチ!これも滋養に満ちて美味でした。