じっくりPCの前に座るのはしばらく振りになってしまいましたが、濃い~1週間でした。
前回のブログで紹介したアンドルー・ワイル著「人はなぜ治るのか」、残りあとわずかですが、そうだよなあ、そうだよなあと首を縦に振りながら読んでいます。
恐らく、聞かれたことのある言葉だと思いますが、“プラシーボ(プラセボ)効果”が今日のテーマ?
身体の反応が早く深い
中山さんの施術を受け始めて5年目になるのかな?今回、僕の身体がとても早く、深く、施術に反応するようになりましたよ、というお言葉をいただきました。
今まで、身体の反応が変わってきましたよ、そんな言葉は聞いていましたが、今回の言葉は、格段に変わりましたよというニュアンスです。
以前から、受ける人の意識で積み重ねの結果が全く違ってくるというこは聞いていました。
美道家を名乗る中山さんですから、施術を受ける方は圧倒的に女性ですが、数回の施術でここまで変わってくるものなのかという方を何人も拝見しています。
中山さんに言わせると、自分が美しくなるのだ!という意識の方は早い、僕の場合は、畑を無理なくできる身体に整えたいとの意識なので、先ず畑、そのための自分、自分が中心じゃないですねと。
都合良すぎに繋がる!!
この話を聞いて、ちょうど今読んでいる個所が医療とプラシーボ効果というテーマでしたから、ギョギョ~!!都合良すぎに話が繋がってくる(@@
人を治す治療には、多くの人が信頼を置く西洋医学だけではなく、信仰や心霊医療、シャーマニズムのような一見極端とも思えるものをはじめ、数多の代替医療があり、絶対に効かないという治療、反対に絶対に効くという治療はないと書かれていますが、その通りですね。
著者は、患者がその治療法を信じること、医師がその治療法を信じること、患者と医師が互いを信じあうという3つの要素が最適に働くと、非合理な理論に基づく治療法でも、真の治癒が起こりうると書いていますから、まやかしと一蹴できる治療法はないということ。心と身体って深遠ですね。
医療界も、薬理効果も含めて、プラシーボ効果を最大に引き出す治療とは、という視点を持つ時代だろうと思いますから、この患者にはどういう治療が最適なのかという視点で、広い見識とネットワークを築いて欲しいものだと思います。
おっと、横道が過ぎました。
僕の身体の反応、思い当たることはたくさんありますが、それはさておき、彼女の施術は体幹を整えるということは勿論ですが、それが最も効果的に働くよう、身体も含めた本人の意識をどう変えるかに腐心しているということが鈍感な僕にもわかってきました。
この度の施術会で初めて、一日を鷺浦の「椿舎」で行うこととなり、施術が終わる頃合いと思って行ってみると、海に向かい波打ち際でヘアーカット、いや、美容師さんですからね。
髪は神に繋がる!?
この絵が凄いんですよ!
太平洋戦争中、直観力が優れ、潜在力の高いアメリカインディアンの斥候の長髪を軍規に従って切らせたら、その潜在力を失くしてしまった、髪は神に繋がると聞いたのですが、このシチュエーションでのヘアーカットって、そんな気持ちの表れ?思わず、凄いことをしているなあと。
そして、この「椿舎」での施術はこの場所。
中山さんは、お天気が良ければ緑陰で施術がしたいと仰っていましたが、緑陰をも凌ぐかもと思えるこのサロン、恐らく、施術する方も、受ける方も最高の意識の中での施術会かもしれません。
また、波の音が人の意識に及ぼす力はとても深く強いものがあるようですから、そうしたことも相まって、次回、施術を受ける皆さんの変わりよう、今から楽しみです。