お宝って、身近にあるものですね。
というか、身近にあるからこそ未病の状態にある身体を整え、健康生活を支えるのかも。
14時からでしたから、このお天気の中で戸外でのワークショップかよ~、とか思った今日の“🐍神送り日🍁薬草師サムと奏でる🌿森ガーデン交響曲~序曲🍁冬の野草&薬草の秘密~”
ですが、現金なもので、実際に戸外に出て、身近にある薬草を教えて貰い、それを採取し、薬効や利用方法などを教えて貰うと意識が変わるものですね。
改めてですが、身辺は薬草だらけ
最初に、エネルシアさんの川津のアトリエ回りで五味子、クコ、仙人草、野ばらの実(営実)、野菊の花(花頭)などを採取、歩いてすぐの野原でタンポポの根や〇〇(忘れた)などを採取。
この野原にクコの木、気が付けばあるもんですね。
今日のハイライトは、エネルシア薬草園の山茱萸(サンシュユ)、何のことはない、春によく見かける可愛い黄色い花、ハルコガネバナのことなんですが、実を付けるのはとても珍しいのだとか。
そして、仙人草の根っこを幾重にも絡まる太い竹の根と格闘しながら掘りあげたり、なにこれ!?ひっつき草じゃんという、今すごい薬効で注目を浴びるキンミズヒキ。
易しい薬効のお話
さてさて、今日の講師・薬草師サムさんは、無理がたたって前夜強烈なギックリ腰、それを軟骨再生や関節痛、リウマチなどに素晴らしく効くという薬膳酒のお陰で呉から駆けつけてお勤め。
お陰で、仙人草掘りで格闘、それもですが、クコとネズミモチの実、仙人草とイノコヅチの根っこを漬けた骨の関係に極めて薬効が高いという薬膳酒のことを学ばせていただきました。
合わせて、ミント、香附子(カヤツリグサ)、+トリカブトによる鎮痛作用。
座学では、先ずは薬効と加温の関係についての解説。
ハーブ類にしても、水から煮だして薬効が抽出されるのは14分後、それも急激に抽出され40分後に急降下していくのだという目から鱗の解説!
ハーブ教室などで、そういう教え方がされないのは、薬効が出過ぎるからなんだとか。
そして、煎じる際の目安は合わせて10gで、600ccの水を300ccに煮だして飲むのが一番治療効果が高い。
自分をチェックすると、結構腎臓がイジメられやすい体質。
なので、時々山茱萸を使おうかなあと、それと視神経を癒すクコや野菊の頭花。
後は、癌の未病対策にキンミズヒキを時々加えるのもいいかも。
ハーブティー止まりで、本格的な実践というところまでは行っていないのですが、少しづつレパートリーや知識を増やし、齢を重ねてピンピンコロリ人生を創造するとしますか。