宍道湖のユスリカ激減!
たまたま目が行った昨日の地元紙の地方欄の小さな記事をドキッとしながら読みました。
あのユスリカの大群がいなくなれば、嬉しいような気もないではないけど、、、
かつてのユスリカの大発生は、生活排水や肥料の大量投入による宍道湖の富栄養化が大きな原因だったんじゃないかと思いますが、それがワカサギの餌にもなっていたんですね。
激減の影響、生活面ではいいと思うし、ワカサギの餌の減少ぐらいならと思います。
ただ、激減の原因がネオニコチノイド系農薬の使用が背景と聞けば、捨てておけないんじゃあないですか?
1990年代に登場した有機リン系農薬のネオニコチノイド、ミツバチの激減への関与が指摘され、西欧を中心に規制強化の動きがある農薬ですが、日本ではむしろ規制緩和の方向。
2010年には、ハーバード大学でADHDになりやすいとの研究結果も発表され、13年にはEUが関与の可能性を公表しています。
あっ、ネオニコの神経毒でカメムシ防除って、稲作農家には福音でしょうが、ミツバチなどにも効果絶大ですから、昆虫の媒介で受粉するお野菜にとっては受難そのもの。
野菜農家はどう見ているんでしょうね。
そんなネオニコチノイド系農薬ですが、TPPの発効でその使用量がさらに増えるのではないかと危惧しています。
さて、どうしたもんじゃろなあ。