この場所からの神名火山(茶臼山)も見納めかと思うと、とても名残惜しくて寂しくなります。
きっと、古代出雲の人たちも神名火山の懐に抱かれ、見守られていると感じながら、日々の野良仕事に精を出していたんだろうと思います。
先日、草を燃した際、生えなくなったシイタケの榾木を持ち込み、焚きつけにしたものの燃え尽きずに残っていたので回収に行き、その足で地主さんにご挨拶。
弟が手を焼いていた畑を受け継ぐ形でちょうど4年、ぐうたら農法の西村先生のお墨付きをもらったと言うほどあって、自然農法でも手をかけてやるとちゃんと答えてくれる圃場で、小麦や大豆を始め、30種を超すお野菜を作ってきて、様々な経験を積ませてもらいました。
ただ、新庄に拠点を設けた昨年、新庄と今宮の距離、しかもこの圃場は300坪、小型耕運機以外の機械も持ち合わせない僕には手に余り、作付けしたお野菜に申し訳ない一年でしたからね。
今日は、いけずご王国のワークショップがスムーズに進むようにと納屋を片付けたり、下準備をしたりで半日、春に向けての仕込みのお百姓仕事を半日。
お百姓も収穫に向けての比較的見える作業と、それに負けず劣らず目に見えにくい仕事がありますが、ボランティア活動なども一緒で、一見華々しく見える活動も水面下で必死こいて水をかいていたりして。
実は、一番のだいご味って人知れず汗をかく、そこにこそあるのかもしれません。
日本人ぽいなあ。
朝、雲に覆われていたのに、いつの間にか晴れ渡り大山もくっきり。
ここからの大山の姿を見ることもめっきり少なくなりそうです。