先週送られてきていた箱をやっと開くことができました。
注文して送っていただいたフミメイ(田中文夫)さんの本、「半農半Xから国つ神へ~コンテキスター見聞記」ですが、早くお金を振り込まなきゃというのが一番の動機(^^;;
とりあえず振込用紙だけ取り出して振込完了の後、一人ランチも終わりどんな本か見てみなきゃ、封筒を開けると透明フィルムのカバーがかかったとてもおしゃれな本。
こうなると、ちょっと開いてみなきゃとパラパラめくってみましたところ、、、
確かに、島根で「半農半X」という意識が広まっていった出発点は僕で、311の数日前、半農半Xという考え方を初めて世に出した塩見直樹さんをお呼びして講演会を開催したのが事始めでした。
そんなことがあったにしても、ずいぶんページ数を使って僕のことにも触れていただいていて恐縮至極。
そんなことは二の次、三の次、パラパラと斜め読みしただけですが、この本、スゴイです!!
議員時代、島根はどんなに遅れていても良い、けれど、特に近隣の発展途上の国々の人たちが行き詰まりを感じ、何をもって生きたらいいのかと自問するとき、貧しいけれど心豊かに暮らす人々“国つ神”が住む、自分たちのモデルがここだ!と目を向けるであろう地域にしたいと思っていました。
そんな、貧しいけれど心豊かに暮らすコンセプトに、塩見さんの提唱する半農半X(兼業農家?)ってピッタリ!そんな思いもあっての講演会でしたが、まさにその文脈通りに僕たちの地域は発展しているんじゃない?
この本は、僕の思い描いていた世界のトップモデルの島根で、世界の最先端を行く生き方をしている“国つ神”を網羅しながら、その人たちの素の思いをも紹介しているように思います。
ひょっとしたら、貧しいけれど心豊かに暮らす生き方のバイブル的な一冊になるかもしれませんね。
ちょっと驚いたのは、この本がある意味ちょっとえぐいと思われたのか?自費出版だということ、“国つ神”たちの物語だから当然かもしれませんけどね。
「半農半Xから国つ神へ~コンテキスター見聞記」、2500円(税別)、僕の手元にも何冊かありますし、フミメイさん自身、直販を受け付けていますよ。