<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

皺くちゃを映す鏡を持たぬとき

2018年12月03日 08時42分17秒 | Weblog

しわくちゃを映す鏡を持たぬときわれは二十歳よ 二十歳が歩く     薬王華蔵

だよなあ。肉体が老体なのであって、精神体は、なにも肉体の後を追うことはない。ないはずである。悪いのは鏡だ。わたしの許可も得ずに、しわくちゃを映している鏡だ。

わたしは二十歳としておく。永遠の二十歳としておく。その気取りをしてわたしを歩かせる。空から降るのはやわらかな冬の光。つやつやして、光輝かせて村里を歩かせる。

村里の小径に咲き誇っているのは赤紫のホトケノザ。ホトケノザに年齢はあるのだろうか。それにしてもタフだなあ。霜が下りても、その隆盛ぶりにいささかの変化もない。

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僕が書いた12月の詩 「羊雲」

2018年12月03日 08時32分38秒 | Weblog

僕が書いた12月の詩 「羊雲」       薬王華蔵

嬉しく生きていなければ
ならんのであります
ゼッタイそうでなくては
ならんのであります
しかるにこのわたくしめは
そうしておらん
けしからんのであります

それでも通行可能ですが
この世にある日々を
嬉しく過ごさせんとして
天上天下獅子奮迅の努力を
奮っているエネルギー様に
あいすまんのであります

嬉しく生きていなければ
ならんのであります

冬椿へ嬉しい小鳥が来て
そこに又嬉しい羊雲も来て

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雨の音。それもかなりの大降りの。

2018年12月03日 02時40分59秒 | Weblog

雨の音。それもかなりの大降りの。気温が高め。着ているものを、上下一枚ずつ脱ぐ。羽根布団から、足先を出して体温調節を計る。

畑の土はこれで潤うことになる。野菜類も元気づけるだろう。もちろん草も。木も。でも、干し柿には黴が生えるだろう。雨はいつまで降り続くのだろう。

この老爺は家の中にいさえすればいいから、困らない。でも、工事現場で働く人たちはずぶ濡れになってしまうだろうな。困るだろうな。

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