<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

わたしは晴れ着をやさしく抱き寄せてみた。

2023年01月23日 09時33分40秒 | Weblog

新春が晴れ着で傍に立っていて誘ふなり「ねえ いいことしよう」

いいこと? いいことって何をすること?

仲良くすることだよね。

いろっぽい?

おんなの人とじゃないんだよ。相手は新春なんだよ。

ただし晴れ着を着ている新春。

めかしているのはそれらしい理由があるから。

理由?

それはわたしを元気づけること。活発にさせること。

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「ねえ、いいことをしよう」「わかった、いいことをしよう」

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わたしは晴れ着をやさしく抱き寄せてみた。

12

新春はそれに応じて、わたしの方へ靡いて来た。

短歌に物語を含ませる。これでドラマにする。したつもりだったけど、やっぱり落選だった。

 

 

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わたしは風の子を少女に変身させるほどの若々しい少年だった。

2023年01月23日 09時22分56秒 | Weblog

きゃっきゃっとはしゃいで走る風の子が午前10時に少女になった

午前10時。少女に異変が起こった。それまではきゃっきゃっとはしゃいで走り回っていたのに。ふふ、何事か。おしとやかになったのは何故か。

一人の男の子が訪ねて来たのだ。その父に同伴してやって来ただけだというのに、風の子はすばやくそれに反応したのだ。

その男の子? それはいまのわたし。昔々の、そのまた昔の話だよ。わたしは風の子を少女に変身させるほどの、若々しい少年だった。

そんなもやもやの事情を含んでいる短歌だったのに、選者はそれを見落として、落選にした。

この短歌からそんな事情は読み取れないよなあ、誰が読んだとしても。笑っちゃう。

いま? いまはよぼよぼのお爺ちゃん。若かった頃があったなんてまったく感じさせない。

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行くところなき風とゐてあたたまる

2023年01月23日 09時16分48秒 | Weblog

行くところなき風とゐてあたたまる

わたしの俳句。俳句のつもりだけど、俳句になっていないので、案の定、落選だった。ふっふっふ、それでいい。

わたしも行くところがない。待つ人がいない。風は? 風も行くところがないらしい。それでわたしのところに来てじっとしている。日向ぼっこをしてあたたまる。

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まずそれに感謝しなくちゃ。ね。

2023年01月23日 09時09分30秒 | Weblog

「いいことが起こりますように!」って呟いているけど、いまいいことが起こっているんだよね。お日様が来てわたしを輝やかせているんだから。そうだね。まずそれに感謝をしなくちゃ。

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いいことが沢山起こりそうな予感がして来る

2023年01月23日 09時01分50秒 | Weblog

夜中ずっと雨音がしていたのに、夜が明けると雨は止んでいた。まもなく午前9時になる。外は晴れ晴れと晴れている。光の空が青い。見ている者も、晴れ晴れとして来る。いいことが何かたくさん起こりそうな予感がして来る。押し潰されそうだ。濡れ縁の鉢植えの桜草が太陽を向いて輝いている。

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