<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

雪が小降りになりました。

2023年01月24日 12時20分04秒 | Weblog

雪が小降りになりました。静かです。穏やかです。

お爺さんは炬燵の中。手袋をしています。

手袋は手を寒さから防いでくれます。有り難いです。

窓の外に見えるのは隣家の白い雪の屋根です。

うっすら積もっています。風がときおり雪を空に舞い上がらせています。

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受容は如意ならん。普勧坐禅儀を読む。

2023年01月24日 11時12分04秒 | Weblog

形質は草露の如く、運命は電光に似たり。倐忽(しゅくこつ)として使(すなわ)ち空(くう)じ須臾に即ち失す。

曹洞宗経典 普勧坐禅儀より

倐忽(しゅくこつ)=犬が早く走っている様子。

わたしたちが保っている肉体は草に宿った露のように儚い。繋いでいる生命は稲妻のように一瞬である。どちらもすぐさま実態をなくしてしまう。そんな儚いものを当てにすることは出来ない。

そこを超えているものがあるはずである。儚くないもの・空しくないものがあるはずである。絶対の信頼を寄せていいものがあるはずである。絶対の安心が得られるものがあるはずである。それを直視せよ。

わたしは自己流にそんなふうに読んでみました。この後に次の句がありました。

直指(じきし)端的(たんてき)の道(どう)に精進(しょうじん)し、仏仏(ぶつぶつ)の菩提(ぼだい)に合沓(がっとう)せよ。宝蔵(ほうぞう)自(おの)ずから開けて受容(じゅよう)如意(にょい)ならん。(途中に省略箇所あり)

この「道」とは座禅道でしょう。「仏仏の菩提」とは諸仏の悟られた真理の智慧のことでしょう。そこに一致すれば、仏法の宝蔵の扉が開いて、欲しいままに受容ができるということでしょうか。

「受容如意ならん」とはまことに禅宗らしい素晴らしいフレーズですね。欲しいままに受け取ることができる、とは。この世の安心を受容すること意のまま、とは。

今日はいい日だ。道元禅師の教えを聞くことが出来た。

 

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雪が積もり始めている。

2023年01月24日 11時03分23秒 | Weblog

雪があっという間に積もり始めている。降る雪の量が何倍も何倍も増加した。風はないように見えるのだが。雪は渦を巻いて落ちて来る。隣の家の屋根が一面白銀になって来た。寒さが加速しているようだ。なるほど天気予報は間違っていなかった。

もう畑も真っ白だ。我が家の周囲の小径も真っ白だ。土が見えなくなっている。気温1・7℃。

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いま、嬉しがっていることはあるか、さぶろう?

2023年01月24日 08時45分47秒 | Weblog

いま、嬉しがっていることはあるか、さぶろう?

・・・と、聞かれたらどうしよう。

黙っているしかないだろう。

重ねて聞かれる、こう。

では、さぶろう、お前にはいま嬉しがっていられることがないんだな?

さあ、困った。

あるはずだ。あっていいはずだ。

天地有情からたくさんのたくさんの届け物を頂いていながら、それを嬉しがっていないとすれば、さぶろうは冷酷非情男だ。

嬉しいこと不感症患者だ。冷たい。あたたかい体温がない。

10

嬉しがれ嬉しがれ嬉しがれ、さぶろう。いまを嬉しがれ。

11

そう言って聞かせる。生きているいまを嬉しがっていないでどうするんだ?

12

雪がまた降って来た。今度のは大粒だ。雪がさぶろうにも届いて来る。不感症患者のさぶろうめは、それでも嬉しがった様子を見せない。

13

雪は、愛されている者だけに届けられて来る宇宙からの贈り物だ。愛の贈り物だ。

14

さぶろうは、これを否定してかかる。そんなことはあるものか、と否定してうそぶいている。

15

おれが愛されているはずはない、そう頑固に言いつのって、冴えない顔をして暮らしている。

16

嬉しがっていいことばかりなのに、嬉しがっていないさぶろう。陰気にしているのが得意らしい。

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わわわわ、雪だ!

2023年01月24日 08時36分11秒 | Weblog

わわわわ、雪だ! 雪が降り出して来た。午前8時半を過ぎたところ。風が大地の底を吹き抜けて過ぎる。大地に這いつくばって成長を図っている野菜たちが、風に靡く。靡く音が生まれている。気温は4℃。大寒波が来襲するらしい。いまはまだ序の口のよう。浮かれた雪の切片がベランダの奥にまで来て舞を見せる。

お爺さんは炬燵の中にいて暖を取っている。YouTubeの音楽を聴いている。今日は一日籠もって読書をする予定だ。寒波が過ぎて行くのを見守っているしかない。

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