手話通訳者は無効！？

　銀行口座をいくつか持っている。東京であちこち転居、いくつかの銀行口座を開設してしまったが、市内に支店があるのはみずほ銀行のみ。その銀行をメインにして、新生銀行は諸手当の入金専用口座として開設。
　新生銀行のネットバンキングにアクセスするのにパスワードを失念。
　どこの銀行でも３回間違えると自動的にロックがかかり、支店の窓口に出向くか、銀行の窓口に行く時間がないときはメールや電話でパスワード再申請をし、書面に本人確認用として運転免許のコピーなどを同封、郵送すれば１週間程度で解除の通知が来る。

　新生銀行だけは電話受付パワーコールのみ対応になっているので、聴者で日本手話流暢なチャングムに電話をお願いしてみた。
　パワーコール「本人ですか？」
　チャングム「いいえ、耳の聞こえない方より依頼がありまして、代理人が電話をかけさせています。本人は目の前にいます」
　パワーコール「本人の音声でなければ受付はできません。申し訳ございません」

　（本人確認の方法は他に郵送などもある。バリアフリーのことも考えて欲しいと痺れを切らしてバッシング）

　チャングム「本人確認の方法なんですが、ファックスや郵送依頼などの対応ができればよいのですが・・・」
　パワーコール「今のところ、郵送での対応はしておりません。船橋のららぽーと支店に本人がご来店していただくしかありません」

　今回は男性名義の口座なのに、女性が電話をかけると本人ではないということがすぐわかるが、男性の通訳者に頼めばすんなりとパスワード解除ができていたかも知れない。
　新生銀行はキャッシュカードに載っている口座番号、暗証番号、パスワードでログインできる。
　ということは、もしも、キャッシュカードを落としたり、見知らぬ他人に口座番号を知られてしまったりすると、パスワードを３回いじられると自動的にロックされる。幸いにも新生のネットバイキングをいじられた形跡はないが、やはり恐ろしい。

　セブンイレブンや郵便局、他行、海外のＡＴＭでも手数料無料、他行への振込手数料は月５回まで無料という魅力さが感じられるけど、セキュリティやバリアフリーがなっていないのはやはり不安。こんな銀行、即刻解約だ。

　みずほ銀行の場合、キャッシュカードに記載の番号でログインするのではなく、別に発行されたＩＤカードに記載の番号でログインすることになっている。別々になっているのはセキュリティも安心。新生は一緒なので、落としたりすると怖いですぞ・・・。