ネコの赤ちゃんのことで心配になり、チャングムにメールで聞いてみた。
職場の内医院に連れていき、里親が見つかれば・・・と思いましたが、やはり・・・。
ちょうどネコが大好きな医官がいて、相談したところ次のような答えが返ってきたらしい。
「生まれてすぐ人間の手で育てると、成長してもネコの社会に入れず疎外されてしまう。
ネコ同士の言葉が通じず、威嚇されたり、いじめられることもあるそうだ。
やはり、赤ちゃんのときからネコ社会のマナーやしつけなどをお母さんに教わってもらったほうがよい。もとのところに戻してあげて、親猫に引き取ってもらうほうが適切だろう」
チャングムはその言葉で非常にショックを受けたらしい。
昼休みを利用して、最後の食事を与え、寒くならないように小さなタオルをかぶせ、泣く泣くもとのところに戻してあげた。
しかし、自宅に帰っても、そこにまだ赤ちゃんがいた。
翌朝まで様子を見て、引き取ってもらえたら有り難い、とのこと。
その話を聞いて、童話「みにくいアヒルの子」を思い出した。
ろう社会にも同じようなことが言える。両親が聴者で赤ちゃんがろう者だったら、必死に聞こえる人に近づけようと努力しているが、ろう者の母語である手話を置き去りにしているってこと。結局、子供を苦しませるという結果になる。
幸いにも私は両親もろう者なので、コミュニケーションに苦にならないし、聴社会に出ても困らないように、幼いうちに手話で文字の読み書きなどを教わってもらったので感謝している。
そういえば、山口の実家でも野良ネコを飼っていたことがあった。
野良ネコとはいえとも、人間の家に絶対に上がってはならないとわかっているのか、家の中においしそうな食べ物が置いてあっても忍ぶようなことはなかった。 1992年8月撮影。(今からなんと14年前!?)
父が取ってきたサザエの前でご満悦。(オスのネコ)
ネコの家族団らん中、私がお邪魔すると
「おい、よく食べ物をくれるヤツが来たぞ、もらっとけ」と話しかけたのか、手前のネコが私に近づいたところでパチャリ。 ネコの子供。
うちの母も親猫をかわいがっていたことがあり、親猫が「うちの子供でーす」と紹介してくれたこともあったらしい。
ネコ語は全然わかりませんが、お互いに歩み寄れば何となく理解できるのですよ。(笑)