昨夜、青ヶ島にお住まいのブログにアクセスしたところ・・・
書籍「東京の島々 斎藤 潤」のご紹介がありました。
あれっ!うちの図書館にもそんな本あったっけ!?とネットで所蔵検索をかけたところ、ありました!ありました!
7月はカウンターに立つことが多く、新刊案内のチェックをあまりしなかったのですが、誰かが買ってくれたのでしょうね。
この本を手に取ったとたん、真っ先に「青ヶ島」を開いてしまいました。
観光よりも、焼酎「あおちゅう」の製造方法について書かれていました。
カンモ(さつまいも)は本土と同じく1種類だけかと思いましたが、「カンモだけで50種類くらいある」「ふつうの黄色、クリーム色はもちろん、橙色、紫まである。みんな在来種のカンモ」 とのこと、まさか、沖縄でしか取れなくてしかも持ち込みが制限されている紅芋までも・・・?\(◎o◎)/!
青ヶ島産紅芋、オレンジ色の人参芋など珍しいものばかりなので、焼酎に化けるのではなく、内地向けに輸出して欲しいな・・・。
伊豆諸島・小笠原はもちろん、一般人の上陸が難しい硫黄島(「いおうとう」)や日本最南端の沖ノ鳥島まで行かれたときの興味深い話が載っています。
硫黄島は年1回実施される、小笠原村主催の「硫黄島訪島事業」で村民と旧島民に限って東京-父島の定期便「おがさら丸」をチャーターし、上陸可能。
沖ノ鳥島は東京都内にありながら位置的には沖縄に近いので、那覇泊港から貨物船で上陸したと書かれていました。
詳しくは本書をご覧になってくださいね。
同じ東京都(分類番号291.36)の棚に「ほんわか奥多摩 -四季だより-」を見つけたので、一緒に借りてきました。
もうすぐ紅葉の季節なので、檜原村内で素晴らしい景観が得られる場所はどこなんだろうと模索中。