「秘境駅」
人知れず山中に佇み、列車以外では到着の難しい「秘境駅」の魅力を凝縮!
表紙は秘境駅ランキング1位の、北海道・室蘭本線の小幌駅。
室蘭本線は函館~札幌の大動脈、上野からのブルートレイン北斗星をはじめ、日中の特急列車も数本あります。それなのに、各駅停車は1日3本。
北海道では小幌駅だけではなく、朝礼台のような板張りのホームだけの秘境駅がたくさんあります。(宗谷本線・北星駅)
収録箇所は宗谷本線、室蘭本線、飯田線(長野)、大井川鉄道(静岡)、木次線、三江線(中国山地)、芸備線(広島)、土讃線(四国)、日豊本線、肥薩線、指宿枕崎線(九州)。
著者:牛山隆信 出版社:メディアファントリー
ISBN:978-4-8401-2361-7 価格:1600円+税 「酷道をゆく2」
ここで以前紹介したと思いますが、今年2月に発刊された「酷道をゆく」の続きです。
砂利道やクルマがすれ違うのに難しい狭い国道などの面白い記事盛りだくさん。
今回はなんと78分動画のDVD付きです。
出版社:イカロス ISBN:978-4863200722
価格:1600円+税
国道の中で1番新しいのは507号。青ヶ島の都道236号を国道に格上げすると、508号になる。もし、本当にそうだったら、その本に載っていたかも知れませんね。 1番印象に残っているのは都道上手のすごい道。
この写真は青宝トンネルがまだなかった頃の集落に通じる都道上手。
「あしたばの記 青ヶ島'82 校長のあしあと 三橋勝敏著 1983刊」の写真です。
現在は集落手前の崩落につき通行止めになっているみたいです。
もし、通行止めではなかったら、徒歩で海を眺めながら港にたどり着くことのできる絶景コース。
ウォーキングするときはあと何キロの標識に励まされることがあるので、三宝港付近に「青ヶ島市街地 5km 池之沢 1.3km」など、道路標識があればいいな。
池之沢は丸山のふもと、村営ふれあいサウナのある場所です。
「刑務所の怪談」
毎年夏になると、背筋が凍るような幽霊話や怖い話をテレビで特番をやるようになりますね。
暑さを吹っ飛ばすほどの涼しさを求めるのなら、この本がお勧め。
著者の坂本敏夫さんは元刑務所の看守さん、死刑執行までも立ち会ったそうです。
この本だけではなく、刑務所内の詳しい情報などもいろいろ書いています。
ノンフィクション作家なので、この本に書かれた内容も実話だそうですね。
著者:坂本敏夫 出版社:PHP研究 ISBN:978-4-569-70106-6
価格:1200円+税