ここは最北端の駅、稚内から3つ目の駅。
稚内・南稚内は「みどりの窓口」もある有人駅ですが、そのとなりの抜海駅は最北端の「無人駅」です。
市街地から10キロも離れているため、なかなか訪問のチャンスがなかった駅なので、ずっとあこがれていました。
抜海駅は木造駅舎、何度か改修を施しているせいか、とても最北端の秘境駅には見えません。
駅前の風景。
牧草地が広がっていて、民家1軒もありません。
ここから1.5キロ先の海岸に小さな集落があり、冬季になると野生のゴマフアザラシの群れが見られるそうです。 ここに来たのは8月27日の午前中。
利用者は1人も見かけませんでした。
切符売り場だったのかな、受け皿が見えますね。
駅事務室は閉鎖されていましたが、昔は何人かの駅員さんが常駐していたみたいです。
抜海駅マニアの方々が駅舎を大切にしているのか、ゲームセンターの縫いぐるみまで飾っていました。
時刻表は
稚内方面 7:25 8:48 11:14 16:22 18:31
名寄方面 6:40 11:14 14:28(旭川行) 17:26 19:40(幌延行)
普通停車本数 1日なんと 5本!!+(特急通過は1日3本)
今回は旭川から新型「スーパー宗谷1号」であっという間に来てしまったので、ローカル線の秘境さを味わえず。 抜海駅ノート。
私みたいな抜海駅に思い入れのある方々のメッセージが書き込まれています。
ほとんど本州からの旅人でした。
管理人は 宗谷をテーマの写真で楽しむサイト「くもゆに写真工房」さんです。
そのホームページの中にある「抜海駅週報」は週ごとの抜海駅の様子が見られます。
今週の抜海駅はまだ雪は降っていませんが、色づいた風景がとてもきれい。
ぜひ、そちらのサイトで抜海駅を心行くまでお楽しみください。 ホームに出る直前の待合室。
駅舎に入るのに、何度か扉を開けました。
防寒のために二重になっているみたいです。
冬になると想像を絶するほどの吹雪でホームに立つのはちょっと大変なので、列車が来るまでのちょっとした待合室。 天井。
長い間の積雪で染みがついてしまったみたい。
抜海駅を見て、いろんな想像を思い巡らしてしまいました。
続きはまだあります。お楽しみに~。