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あこがれの最北端の無人駅・抜海駅(その1)

2008-10-17 00:55:44 | 北海道・道北

Hokkaido080008_3  ここは最北端の駅、稚内から3つ目の駅。
 稚内・南稚内は「みどりの窓口」もある有人駅ですが、そのとなりの抜海駅は最北端の「無人駅」です。
 市街地から10キロも離れているため、なかなか訪問のチャンスがなかった駅なので、ずっとあこがれていました。
 抜海駅は木造駅舎、何度か改修を施しているせいか、とても最北端の秘境駅には見えません。

Hokkaido080006_2  駅前の風景。
 牧草地が広がっていて、民家1軒もありません。
 ここから1.5キロ先の海岸に小さな集落があり、冬季になると野生のゴマフアザラシの群れが見られるそうです。


Hokkaido080001  ここに来たのは8月27日の午前中。
 利用者は1人も見かけませんでした。
 切符売り場だったのかな、受け皿が見えますね。
 駅事務室は閉鎖されていましたが、昔は何人かの駅員さんが常駐していたみたいです。
 抜海駅マニアの方々が駅舎を大切にしているのか、ゲームセンターの縫いぐるみまで飾っていました。

 時刻表は 
 稚内方面 7:25 8:48 11:14 16:22 18:31
 名寄方面 6:40 11:14 14:28(旭川行) 17:26 19:40(幌延行)
 
 普通停車本数 1日なんと 5本!!+(特急通過は1日3本)
 今回は旭川から新型「スーパー宗谷1号」であっという間に来てしまったので、ローカル線の秘境さを味わえず。

Hokkaido080005  抜海駅ノート。
 私みたいな抜海駅に思い入れのある方々のメッセージが書き込まれています。
 ほとんど本州からの旅人でした。

 管理人は 宗谷をテーマの写真で楽しむサイト「くもゆに写真工房」さんです。
 そのホームページの中にある「抜海駅週報」は週ごとの抜海駅の様子が見られます。
 今週の抜海駅はまだ雪は降っていませんが、色づいた風景がとてもきれい。
 ぜひ、そちらのサイトで抜海駅を心行くまでお楽しみください。

Hokkaido080002  ホームに出る直前の待合室。
 駅舎に入るのに、何度か扉を開けました。
 防寒のために二重になっているみたいです。
 冬になると想像を絶するほどの吹雪でホームに立つのはちょっと大変なので、列車が来るまでのちょっとした待合室。


Hokkaido080010  天井。
 長い間の積雪で染みがついてしまったみたい。
 抜海駅を見て、いろんな想像を思い巡らしてしまいました。
 続きはまだあります。お楽しみに~。

コメント
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