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あこがれの最北端の無人駅・抜海駅(その2)

2008-10-19 00:00:00 | 北海道・道北

Hokkaido080007  改札口跡。
 駅舎はとても大きく、待合室も広い。
 駅事務室や窓口跡もあるので、昔はここで駅員さんが切符を切っていたかも・・・?

 最果ての真冬はとても厳しい。
 冬季の間はラッセル(除雪車)の運行でJRの職員が駐在しているみたいです。
 あくまでも旅客を取り扱わない「無人駅」なので、待合室の暖かいストーブはなく、氷点下の世界!?

Hokkaido080009  国鉄の遺産?
 文字から推測すると「たしかめよう」ですね。
 線路を横切って、向こうのホームに行くのに注意を促す看板かも?
 無造作に置かれてあるところが北の最果てらしい・・・。


Hokkaido080003  
 稚内方面のホーム。
 きれいな花も植えられたりして、地元の方々が手入れをしているみたいですね。
 有人駅だった頃の煙突も見えます。

 特急に乗っていると、抜海駅通過はほんの数秒。
 せっかく最果ての郷愁が漂う風景が見られるので、速度を落としながら通過するサービスがあれば・・・。

Hokkaido080004  抜海駅の開業は大正13(1924)年6月25日。
 サハリンも大正時代は日本統治下にあり、「樺太東線」としてすでに敷設されているので、ここから最果ての駅までは稚泊連絡船も含め400キロ先。
 

 駅舎は開業当時から現存、80年以上も厳しい吹雪や想像を超えるほどの氷点下の世界でも耐えてきたようです。
 もし、抜海駅に訪ねる機会があれば、その雰囲気を1つ1つ確かめてください。

 抜海駅のほかに現存する古い駅舎はおよそ60キロ先の雄信内(おのっぷない)駅。

 それでは抜海駅の動画を編集してみましたので、ご覧ください。

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