9月13日(日曜日)19:00~ちょっと長めの青ヶ島が出ました。
日本テレビの「ザ!鉄腕!DASH」と言う番組です。
青ヶ島熱狂ファンならこの日をとても楽しみにしていたかも知れません・・・。
あのソーラーカーが八丈島止まりではなく、ちゃんと伊豆諸島最南端の青ヶ島まで連れていったのは素晴らしい。
・日本テレビ ソーラーカー ひと筆書き
スタート地点は三宝港。
昔の状況を説明するために、波が大きくかぶっている桟橋に近づく船の接岸作業のお宝映像も出ていました。もちろん、桟橋の人たちはずぶ濡れに・・・。
1960(昭和35)年から始まった、三宝港拡張工事は現在も継続中だそうです。
TOKIOのお二人さん(城島茂さんと山口達也さん)は八丈島が最南端だと今まで思っていただけに青ヶ島もあったのは初めて知り、断崖絶壁の秘境ぶりにカルチャーショックを受けたらしい。
太平洋に小さく点のように浮かぶ「青ヶ島」を初めて知ったのは中学のとき、念願だった上陸を果たしたのはちょうど10年前の1999年。
「あんたら、この島に遊びに来るなんて物好きだな~」と港まで迎えに来た民宿の車に乗ったときのこと。
後ろより前の助手席に座り、車窓の景色を楽しんだところ、まるで遊園地のジェットコースターのような道にカルチャーショック。
「今まで見たことのない、とんでもない秘境に来てしもうた」というのがそのときの感想。
お二人さんも運転しながら、そのように感じていたかも知れませんね。 だん吉は太陽電池で動く車なので、こんな急こう配でもスイスイと上がれるか?もしかしたら、エンストしてしまい、押しながらになるか?と予想していましたが、この道でもへっちゃらだったそうです。
噴火の恐れがある地域では住居地に適合しないという理由で村役場周辺の「岡部地区」だけ住宅が密集しています。
ところが・・・前村長さんが丸山付近の小屋で気持ちよさそうに歌を歌われていました。
その小屋というのは、青ヶ島に上陸して、1番最初に見つけた建物だそうです。
前村長さんは「ここは別荘だ」とおっしゃっていましたが、実はサツマイモの作業小屋、とのこと。
今のように車のなかった昔は岡部地区からここまでたどり着くのにあまりにも時間がかかりすぎたので、住民の要望により小屋を建て、そこで寝泊まりした由。 青ヶ島郵便局を過ぎたところで白衣をまとった人に出会いました。
この方は女医さんだそうです。
毎月楽しみにしている広報あおがしまに連載中の「診療所の窓」でも役立つ知識の話が載っています。
内科専門かなと思っていましたが、今月号は歯科についての話が載っていました。
「無医村」問題がまだ残っている地域があるのに、青ヶ島村はすべての科目を診てくれるお医者さんが常駐しておられるのは心強いですね。
都道236号線は循環なので、青ヶ島郵便局前を過ぎてしばらく走ると三宝港に戻るはずだが、通行止め。
どのように崖崩れになっているか、現場を見たことはないですけど、今回は特別に許可が降り、現場に初めてカメラが入りました。
映像を見て、絶句です。
道のかけらもなく、すさまじい崩落現場になっていました。
それでも作業員は家族を内地に残し、長い間、修復作業に携わっています。
開通したときの喜ぶ顔を見たいとのこと。
青ヶ島の地質は特殊なものなので、崖崩れが起きやすいそうです。
そのため、三宝港に向かう途中の道路は崖と切り離すため、空中道路のような青翔(せいしょう)橋が2007(平成19)年開通しました。
次回の放送は後編、島民たちの交流がメインになるそうです。
これも楽しみです。