ここは田舎なので、買い物するのにもっぱらネット通販です。
2002(平成14)年から使い続けている、アナログのブラウン管テレビに地上デジタルチューナーを取り付けているのですが、番組表一覧を出すと、文字がつぶれて見にくい状態。
いっそのことならくっきり見える液晶テレビにしようと思い、中古で購入。
中古は実店舗で現物を見て良し悪しを判断できるのですが、今回のネットショップは中古であっても実機ではなく、新製品の画像を引用したもの。
注文した翌日に商品が届いたのですが・・・液晶テレビ本体だけで、テレビを立てるスタンドがありません。
スタンドがなければ、もちろんテレビを立てられるわけではありません。
怒り心頭ですぐ電話したいところですが、「今回届いた商品に欠品あり。スタンドがなく、テレビが立てられるわけではありません。この状態でどうやって視聴できるといえるのですか!?」
ネットで見たときはテーブルスタンドがついていたし、欠品しているすら表示がなかった。
すぐに返事が来たわけではなく、「ネットで見た写真とは異なり、商品に瑕疵があるわけなので、これで取引したとはいえない」としつこいほどメールを送ったところ、やっと謝罪のメールとともに着払いで送り返してくださいとメールがあった。
「消費者の立場になってよく考えて欲しい。スタンドがなければ、ジャンク扱いだとちゃんと表示すべきではありませんか。その表示があれば誤って購入することはないはずですよ」
まったく・・・。
その日の夜、ハン尚宮(母)が楽天市場に10個入りの饅頭を2箱注文したら、送料がすごく高いですよ。商品1個につき、送料840円。今回は2個注文したから、2倍の1680円になっている。これはどういうことなのか、メールの内容を見てくれる?とのこと。
自動応答メッセージではなく、「ご注文ありがとうございます。カード決済が終わりました。注文内容は下記の通りになります」といった、店員がメッセージを打ちこんでいることが判明。
送料2倍も取っておきながら、クレジットカード決済が終わった!?と怒り心頭になりながら、「商品1個ごとに送料がかかるのはあまりにも常識を逸しています。注文したものを1つの箱で済ませるはずではないですか!?申し訳ないですけど、キャンセルさせていただきます」
「人為的なミスがありました。不愉快な思いをされたようで、大変申し訳ございませんでした」と謝罪のメールが届いた。
インターネット通販は、相手の顔が見えない、間違いがあってもその場ですぐに指摘することはできない、商品を手にとって確認することができない・・・などのリスクもあるのですが、業者は消費者の立場になり、細心の注意を払う必要があると思われます。
1番安心できるのはヨドバシカメラ。近くのヨドバシに行けない代わりに何度かネット通販を利用させているのですが、今回のようなトラブルはありませんでした。