鹿児島1泊目は対岸の桜島がよく見える錦江湾近くの「鹿児島東急ホテル」。
2泊目はがらりと変わって、自然に囲まれた高いところの「メディポリス天珠の館」。
指宿といえば、砂風呂が有名です。しかし、母が疲れたので早くホテルに行って、リラックスしたいと言うので、西大山駅からメディポリス天珠の館に向かいました。
カーナビに従うと、鬱蒼とした山道に変わってしまいました。この道で本当にホテルにたどり着けるか、半信半疑でしたが、やっとたどり着きました。市街地からかなり離れた、山の上にぽつりと大きなホテルが建っているような感じでした。
チェックインし、案内された部屋に入って、まずテレビを確認。どなたでも使えるように「字幕」ボタンのない簡易リモコンを置いているところが多いようです。
ここでは、メーカー純正のリモコンでした。字幕を出そうとするが、どこにも書かれていません。「設定」のボタンを押せば、字幕が出るんじゃないかなと試してみると「ここでは、このボタンが使えません」と出ていました。
「ここでは」と書かれているので、ホテルが設定変更防止のためにパスワードで設定しているかも知れないとフロントに事情を話すと、フロントマンがいろいろ設定を変えてみましたが、なかなか字幕が出ません。テレビのメーカーは三菱電機。
「私もよくわかりませんので、メーカーに問い合わせてみます」と帰って行かれました。
しばらく待つと、「メーカーから回答が来ましたが、このテレビはホテル仕様になっていますとのことでした。字幕の映るお部屋に変更させていただきます」と部屋を変えていただきました。
シャープ製のアクオステレビは字幕付き。三菱電機は名の通った大手メーカーだというのに、ホテル仕様のテレビは字幕省略という設計は考えられない。ホテル利用者にろう者や耳が遠くなり、字幕を必要な方がいらっしゃることを念頭に置いて欲しい。これから三菱製を買うのはもうないでしょう・・・。
4時にチェックインしたときは真っ白の濃霧の世界でしたが、時間が経つつれに街が見えるようになりました。
夕食まで時間がたっぷりあるので、ゆっくりホテルの温泉に浸かりました。