２０１２年の夏、新島。東京から近い順を並べると、新島、式根島のはず、高速船が新島近海を通過し、式根島に寄港。それから新島、東京。
写真の右側に見える島は地内島（じないとう）と言い、無人島。
左側の奥に見えるのは、順に式根島、神津島。
「よし、来年は式根にしようかな～」とその頃思っていたかもしれません。式根島も新島と同じく、ずっと昔に来訪。子どもでも楽しめるスポットは式根島もあるということは知っていました。
「毎年恒例の島旅、今年は式根島にしたいけど、どうですか？」と友人に確認したら、すんなりＯＫ。早い時期にネットから高速船の予約、宿も確保、観光協会のご紹介により、レンタカー屋も予約。
８月２６日、熱低気圧が台風１５号に昇格。「週末における島旅は影響出ない」と予想。
ところが・・・８月２８日。台風１５号が九州に最も接近するのは８月３１日。９月１日は関東に進むかも知れないと。こんな状況だと、３０日、式根島に行けたとしても３１日は荒天、９月１日は欠航が見込まれる。「中止にしたほうがよさそう。旅先を変更したい」と相談。「箱根」「大井川鉄道」「湯河原」など、提案。
８月２９日。関東に接近するはずだというのに、温帯低気圧に変わり、襲来はない。
高速船の欠航基準は波高３～４メートル、風速１２メートルの強風。今後の予想を見たところ、式根島まで波高は３メートル以下で、風速は１０メートル程度なので、間違いなく就航と確信を持てたというのに、式根島観光協会から「３１日から９月１日にかけて、台風の影響により条件付きまたは欠航の可能性が出ています」と不安を煽るような内容のメールが・・・。観光協会が「間違いなく就航します」と言っておきながら、欠航してしまうと責任は重い。
出発当日の朝、おそるおそる東海汽船のホームページにアクセスし、本日の就航状況を確認。東海汽船が就航する伊豆諸島全島就航。利島も御蔵島も「○」でした。
２６日に出した予想とおり、影響は出ませんでした。その後、新しい情報に振り回されっぱなしでしたが・・・。（笑）
船旅だというのに、ランチは東京駅弁。
房総からの高速バスが東京駅に着くので、全国から取り寄せた駅弁にしたほうが美味しい。
もちろん、北九州名物の「かしわめし」もあります。どれにするか、かなり迷いましたが、栄養のバランス的に「東北６県夏まつり弁当」にしてしまいました。
押寿司をリクエストした友人は、福井県・敦賀駅弁の「笹寿司」。
小さなお子さまには、新幹線のキャラクター弁当。
東北新幹線の「はやぶさ（Ｅ６系・グリーン）」、秋田新幹線の「スーパーこまち（Ｅ６系・レッド）」、九州新幹線の「さくら（ＪＲ西日本所有の７００系）」の３種類。
「はやぶさ」「スーパーこまち」の製造元は盛岡。
「さくら」は北九州市小倉北区。
九州新幹線７００系はＪＲ西日本なので、新幹線駅が西日本の小倉北区で作られても不自然ではない。九州新幹線の「さくら」を選んだ理由は・・・わが故郷の九州へのいざない。（笑）
（ちなみに８００系の「さくら」はＪＲ九州所有、鹿児島中央～博多自社完結。車両ごと座席のデザインが異なるので目を楽しませてくれます）
