北海道の観光地で有名なところは聞かれるととっさに答えられるのは「札幌、函館、富良野、旭川、帯広、釧路、網走、根室、稚内」。
ところが、北海道檜山郡江差町は超マイナーなところです。青函トンネル開通後、木古内~函館間の江差線を海峡線の一部とし存続し、木古内から江差間の非電化区間は赤字ローカル線になるのは間違いないので、廃線候補にあがりながらも・・・26年間も細々とキハ40ディーゼルカーが動いていました。来年(平成26)年、北海道新幹線開通に伴い非電化区間の江差線が廃止されると発表されてから、脚光を浴びるようになりました。
超マイナーな江差町でも、観光地はちゃんとあります。
「開陽丸」は1866年10月オランダで製造、1867年3月日本に到着しました。それからその時の徳川幕府の旗艦として働くのですが、徳川幕府が力を失い、明治天皇が政治を握る明治維新。徳川の家臣たちは開陽丸を奪い北海道へ逃亡します。その抵抗も長続きせず最後には開陽丸も江差で座礁・沈没。海底に沈んだ残留品をかき集めた展示品が見られます。
日本はまだ江戸時代なので、こんなに大きな船を作れる技術は持っていませんでした。オランダの大型船が日本へ寄港。横浜に係留していたのに、なぜか北海道の江差にやってきて、砲撃を受け、沈没したそうです。
江差の砂浜。きれいな海なので、泳ぎたくなりますね~!!
先週思っていたとおり、南の海では台風の卵が孵りやすい水温30度前後。怪しい熱帯低気圧の動きをモニタリングしたら、13日あたりに小笠原近海で台風に昇格する見通しだそうです。自然消滅できていればいいですが、中心気圧は980ヘクトパスカル、それほど熾烈な台風ではなさそう。しかし、小笠原からのうねりが届くのは確実なので、予想を訂正させていただきます。
9月 7日(土) ○ 就航
9月 8日(日) 日曜運休
9月 9日(月) ○ 就航
9月10日(火) ○ 就航
9月11日(水) ○ 就航
―――(ここから予想)―――
9月12日(木) ○ 就航
9月13日(金) × 欠航
9月14日(土) × 欠航
9月15日(日) 日曜運休
9月16日(月) × 欠航
9月17日(火) × 欠航
9月18日(水) 予測不能
江差郵便局にも少し寄ってみました。土曜日なので、郵便局窓口は開いていなくて、時間外のゆうゆう窓口のみ。
本局前の丸型ポスト。1日何回も取集めに来ています。
昔の古いタイプなので、レターパックは投函できないようです。
時間外のゆうゆう窓口。
ピンポーンと鳴らせば、局員さんが現れます。
風景印を押印してもらうためのハガキを用意していなかったのに、裏面がデザインやメッセージ付きのハガキを友人がちゃっかり用意してくれました。ありがとう!今回の旅程を見ると、竜飛海底駅付近の龍飛岬郵便局に行けるかどうか微妙。日本一秘境駅の小幌に郵便局があるわけじゃないと全然用意していませんでした・・・。
この文章を読んでも、一瞬理解できず。
「鳩を内容とするゆうパックの取扱地域の見直しについて」。
平成24年12月1日から、「鳩」のゆうパックは北海道内一円地域宛の荷物が引受可能となりました。
まさか・・・キジバトちゃまでも郵便で送れるんですか!?
ハトの漢字は「鳩」であるはず??
ちょっと信じられない。
また、ピンポーンとチャイムを鳴らし、局員さんにこの書かれている内容の意味を聞いてみました。
「鳩ですね、レース鳩を送るのに、宛先が北海道内ならゆうパックで送れるという意味です」
「あの、鳥のハトさんですか?」
「はい、その通りです」とうなずき。「えーっ」
郵便局のホームページも 鳩 でも送れますが、同一都道府県内ものに限りますとのこと。
いろいろ調べてみたら、鳩を入れる穴の開いた専用ケースまであるらしい??快適な空間を保つように餌のお皿付き。すごいな・・・。
「あなたはこのケースに入って、郵便で運んでもらいますから、明日までじっと我慢していなさい」と話(音声)と手話で話しかけても、通じるわけではありません。
ケースに入られると、「まな板の上の鯉」。激しく抵抗せず、目的地で開けられるのを待つのみ。閉じ込められたら、じっとして、開けられたらバタバタ・・・。
たぶん、郵便屋さんも中身が鳩だとわかると、通気性の悪いぎゅうぎゅう詰めの荷室ではなく、運転手横の助手席に乗せているかも知れません。
レース鳩は足に識別番号が取り付けられているので、迷子になっても飼い主のところへ帰れるような同一都道府県内宛の「ゆうパック」制度もあるらしいですが、北海道のレール鳩が関東で迷い込んだ場合は・・・・やはり特別な手続きを経て飛行機で空輸かな?