東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

来年(平成27年)2月2日から新デザインの普通切手全シリーズ完結発行

2014-11-13 00:14:08 | 郵便局・切手
 今年(平成26年)3月3日。消費税8%に対応した、新普通切手発行。2円、52円、82円、92円、205円、280円、310円の7種類。特に2円北海道のエゾユキウサギは年賀切手にしてもおかしくないくらい可愛らしいデザインだと一時は話題になりました。
 さらに・・・来年(平成27)年2月2日は新デザインと統一するように、新たに1円、3円、5円、10円、20円、30円、50円、100円、120円、140円、500円、1000円の12種類発行。
 1円切手はやはり郵便の父、前島密氏の肖像画。
【初代】
 今の図案が使われ始めたのは、1951(昭和26)年4月14日発行の、銭単位切手。額面は「1.00」。小数点以下は銭になります。
【2代目】
 ところが1年後の1952(昭和27)年、銭の通用を廃止。「円」単位のみが使用されることになりました。そのため、昭和27年8月11日、「1」の円単位切手発行。
【3代目】
 1964(昭和39)年、日本郵便が万国郵便連合に加盟。世界どこでも通用できるように「1966年以降、切手にはローマ字で国・地域名を表記する」ことを採択。「NIPPON」の文字が入るようになり、改刷版を1968(昭和43)年1月10日発行。1989(平成元年)、消費税3%導入、はがき40円が41円に値上げ。加貼用として多量発行。
【4代目】
 2011(平成23)年、忽然と、「1」の書体変更版発行。
【5代目】
 2015(平成27)年、消費税8%シリーズに合わせるため、書体変更。

 3円切手も、書体変更が3種類もあり、初代は昭和29年から現在まで至る。ホトトギスの緑1色刷りだったのに、来年からは多色刷りで可愛らしいデザインのシマリス。
 5円切手も、コブハクチョウの2種類、これも青1色刷りから多色刷りのニホンザル。これも年賀切手にしてもおかしくないデザイン。
10円切手は、トキ。20円ニホンジカ。昭和47年に発行された10円切手も同じニホンジカ。だから、20円はトキにして、10円はニホンジカにすべきでは。
30円切手は、北海道のキタギツネ。
50円切手は、カモシカ。大昔の8円切手もカモシカです。
100円切手は、サクラソウ。120円切手はフジ。昭和40年代に発行された20円もフジでした。
140円切手は、ヤマブキ。500円は十和田八幡平国立公園。
1000円切手は、富士山。

新切手の図案は こちら

 平成1ケタ時代に発行された、「平成切手」は切手の片隅に斜め横の2色グラデーションが特徴の意匠でした。数字の書体も全部そろえたというのに、またにしてもデザイン変更。これらの切手が発行されると「平成切手」は過去のものになり、プレミアムが付くようになります。
 昭和時代も、昭和26年までは地味な1色刷りの「昭和切手」ばかりなのに、昭和27年あたりから2色刷りや3色刷りなど明るいカラーを採用。まるで昭和時代と同じようなことをしているみたいに平成27年から斬新なデザインに変更。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

便利ツール