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大正元(1912)年建築当時のまま、現在も使われています。2階は1等客の特別待合所として使われていた、とのこと。1等は今で言うと、はやぶさの「グランクラス」。昔の國鐵は1等から3等まであり、乗降口に「Ⅰ」や「Ⅱ」「Ⅲ」のマーク。2等は「グリーン」、3等は「普通車」でしょうか。イロハ・・・と同じく、グランクラスは「イ」、グリーンは「ロ」、普通車は「ハ」。電車のクハなら、制御装置(運転席)付きで普通車両。モハはモータ付きの普通車両。私は庶民なので、「グランクラス」や「グリーン」は高嶺の花。もっぱら「ハ」の普通車両ばかりです・・・(笑)
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大正時代のグランクラス乗客の待合室。豪華なお部屋になっています。