JR北海道の特急発煙、青函トンネルから129人避難
(日本経済新聞 2015/4/3 20:13)
北海道と青森県を結ぶJR津軽海峡線青函トンネル内で3日午後5時15分ごろ、「特急列車スーパー白鳥34号」(6両編成)で白煙や火花が発生し緊急停止した。乗員・乗客計129人は近くの旧竜飛海底駅(青森県外ケ浜町)まで移動し、ケーブルカーで地上へ避難している。JR北海道は「ご迷惑をおかけし申し訳ない」(広報担当者)と話している。
北海道から津軽今別駅(青森県今別町)に向けて走行中、旧竜飛海底駅から青森側に1キロ通過した地点で車掌が異臭を感じ、外を見ると、前から2両目の5号車の床下で白煙と火花が出ていた。非常ブレーキで停止し、運転士が車外に出て消火にあたり、車掌は乗客を後方車両に誘導した。
車外に避難した後、数人の乗客が体調不良を訴え、ストレッチャーで搬送した。青函トンネルで列車の乗客が避難するトラブルは1988年3月の開業後初めてという。避難した乗客はバスで青森に送り届けた。
車両はJR北海道が保有する789系で、2002年に使用を始めた。同社によると、3日の運行前には数日に1度の定期検査をしたが、異常はなかったという。
旧竜飛海底駅は海面下約135メートルに位置し、北海道新幹線開業に向けた工事のため14年3月に廃止された。災害時の避難用としては現在も使われている。
同社では11年に石勝線トンネル内で特急列車の脱線火災が発生。国土交通省から事業改善命令を受けたが、13年以降も走行中の特急列車から出火や発煙する事故やレールの異常放置、検査データ改ざんなど不祥事が相次いだ。14年1月に鉄道事業法による2度目の事業改善命令とJR会社法に基づく初の監督命令を受け、経営陣を刷新し安全対策を強化していた。
(ここまで)
2013年7月。2014年5月で廃止される非電化区間の江差線乗車と小幌駅探訪の途中、竜飛海底駅見学下車。2013年10月頃、突然、竜飛海底駅廃止発表。廃止になっても、トンネル災害時の避難用としてのスペースを提供しているという話は聞いたことはありますが、まさか、1988年開業以来初めてのトラブル発生。
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JR北海道東京支店がついに平成27年4月11日をもって、閉店。東京駅丸の内側の地下、総武快速線改札口の近くで店舗を構えているJR北海道の「みどりの窓口」。ずっと昔、都心でのサラリーマン時代も通り道なので、JR券を購入するとしたら、いつもJR北海道。「北」の地紋で東海道・山陽新幹線の特急券、山口の田舎帰省。JR北海道で購入しても、利用先は東海、西日本だとすると、北海道としての売上は他社への販売手数料が少し入るだけです。東京周辺でJR北海道自社の商品を買ってくれる人が少なく、微々たるJR他社への販売手数料が入るだけでは採算があわないからでしょうか。閉店することになり、残念です。JR北海道の仙台や、大阪では存続することになりました。首都圏で地紋が「E」(JR東日本)以外のものが買えるとしたら、東日本エリアに食い込んでいる東海道新幹線の東京駅・品川駅・新横浜駅のみ。
(日本経済新聞 2015/4/3 20:13)
北海道と青森県を結ぶJR津軽海峡線青函トンネル内で3日午後5時15分ごろ、「特急列車スーパー白鳥34号」(6両編成)で白煙や火花が発生し緊急停止した。乗員・乗客計129人は近くの旧竜飛海底駅(青森県外ケ浜町)まで移動し、ケーブルカーで地上へ避難している。JR北海道は「ご迷惑をおかけし申し訳ない」(広報担当者)と話している。
北海道から津軽今別駅(青森県今別町)に向けて走行中、旧竜飛海底駅から青森側に1キロ通過した地点で車掌が異臭を感じ、外を見ると、前から2両目の5号車の床下で白煙と火花が出ていた。非常ブレーキで停止し、運転士が車外に出て消火にあたり、車掌は乗客を後方車両に誘導した。
車外に避難した後、数人の乗客が体調不良を訴え、ストレッチャーで搬送した。青函トンネルで列車の乗客が避難するトラブルは1988年3月の開業後初めてという。避難した乗客はバスで青森に送り届けた。
車両はJR北海道が保有する789系で、2002年に使用を始めた。同社によると、3日の運行前には数日に1度の定期検査をしたが、異常はなかったという。
旧竜飛海底駅は海面下約135メートルに位置し、北海道新幹線開業に向けた工事のため14年3月に廃止された。災害時の避難用としては現在も使われている。
同社では11年に石勝線トンネル内で特急列車の脱線火災が発生。国土交通省から事業改善命令を受けたが、13年以降も走行中の特急列車から出火や発煙する事故やレールの異常放置、検査データ改ざんなど不祥事が相次いだ。14年1月に鉄道事業法による2度目の事業改善命令とJR会社法に基づく初の監督命令を受け、経営陣を刷新し安全対策を強化していた。
(ここまで)
2013年7月。2014年5月で廃止される非電化区間の江差線乗車と小幌駅探訪の途中、竜飛海底駅見学下車。2013年10月頃、突然、竜飛海底駅廃止発表。廃止になっても、トンネル災害時の避難用としてのスペースを提供しているという話は聞いたことはありますが、まさか、1988年開業以来初めてのトラブル発生。
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JR北海道東京支店がついに平成27年4月11日をもって、閉店。東京駅丸の内側の地下、総武快速線改札口の近くで店舗を構えているJR北海道の「みどりの窓口」。ずっと昔、都心でのサラリーマン時代も通り道なので、JR券を購入するとしたら、いつもJR北海道。「北」の地紋で東海道・山陽新幹線の特急券、山口の田舎帰省。JR北海道で購入しても、利用先は東海、西日本だとすると、北海道としての売上は他社への販売手数料が少し入るだけです。東京周辺でJR北海道自社の商品を買ってくれる人が少なく、微々たるJR他社への販売手数料が入るだけでは採算があわないからでしょうか。閉店することになり、残念です。JR北海道の仙台や、大阪では存続することになりました。首都圏で地紋が「E」(JR東日本)以外のものが買えるとしたら、東日本エリアに食い込んでいる東海道新幹線の東京駅・品川駅・新横浜駅のみ。