2月6日火曜日。八丈島行きの「たちばな丸」は海上状況不良のため、全島欠航。「あおまる」も東京待機中なので、欠航。明日もまだ厳しく欠航し、次に来るのは、9日の金曜日になりそうです。2月3日(土)の次は9日(金)。動いているのは、9人乗りのヘリコプターだけ。座席の争奪戦が凄まじく1ヶ月前予約した時は満席だと言われても、当日空席が出るケースもあります。オンラインシステムによる9時一斉発売だと、椅子取りゲームみたいに瞬時に全部が埋まってしまうけど、ヘリコプターは1ヶ月前の9時00分から正午までは電話のみ。オペレーターさんが受話器を置いたタイミングでつながっていれば勝ち!なので、話し中でも何回もリダイヤル。1回でつながるということはなく、何回も・・・。日本一秘境の予約を取るのも苦労するんです。

JR線なら乗る予定がわかっていれば、あらかじめ乗車券を用意するけれど、ここは大井川鐡道線。大井川鐡道から【区】東京都区内ゆきの昔ながらの硬券を発売しているので、逆にJRから大井川鐵道の駅まで連絡運輸としてマルス券は購入可能。JR線と合算して100キロ以上超えていれば、途中下車も可能。たとえば、【区】東京都区内→ 井 川 経由:東京・新幹線・静岡・東海・金谷 の乗車券で川根温泉笹間渡駅に途中下車して、ホテル1泊。翌日も前日使った切符で目的地まで行ける。(連絡運輸の範囲は両社との取り決めで東京(都区内)、新横浜、小田原、熱海、三島~名古屋(市内)間・岐阜)
今回の旅行は・・・

くるりと1周する乗車券、大井川鐵道は含まれていないので、乗車区間ごとに切符を購入する必要がある。
川根温泉笹間渡駅は無人駅なので、乗車駅を証明するため整理券を取るが・・・機械がとても古くて、インクが切れても補充しないのか、真っ白のまま。ひっくり返しても、「カワネ」や数字すら1つもない。
井川線へ乗り継ぐのに、千頭駅でいったん清算して千頭からの硬券を発券してもらう仕組みなんですが、真っ白のままでどうやって乗車駅を証明できますかね?千頭の1つ手前の崎平から乗りましたとウソの申告をして、キセルもできてしまうんじゃない!?

だから・・・「川根温泉」と自分で記入。もし、テストでこの漢字を書いたら、ペケ。「根」と「泉」の字が横棒1本足りない。朝っぱらからお酒飲んで酔っているんじゃない?と思ったら、缶ホットコーヒーなので、意識はしっかりしているさなか、こんな字で書くなんて。

大井川の上流なので、水も澄んでいて、きれい。

昔の毛筆体、田野口駅。「田野」だけだったら、JR九州の宮崎県、日豊本線の駅。

次は、駿河徳山駅。「徳山」だけだったら、山口県の山陽本線、新幹線。山口県徳山市は平成の大合併により、「周南市」に変わりましたが、駅名は改名せず、そのままになっています。そのまま東へ進めば、下松市の下松駅、そして光市の光駅。
光駅といえば・・・皆さんの記憶の片隅にあると思いますが、お父さん犬が光駅ロケ。あれはいつ頃だったかなと調べてみたら2015(平成27)年なので、もう3年前。本当に早いね・・・。
・お父さん犬 光へ行く
当時はボロ國鐵の115系しかなかったけれど、今は徳山まで新型227系が運用範囲拡大。徳山より西に来ることはなさそう。つまり、徳山から下関間は、依然、ボロのままです。平成が31年で終わり、新元号の元年になっても、ボロ國鐵の115系がまだまだ現役だったら、骨とう品そのもの。山口県はボロ國鐵の墓場だと揶揄されても仕方がありません。県内の山陰本線だって、キハ40や47がバリバリ現役で新型ディーゼルカーに置き換わるという話は全く無し。

次は青部。

田舎の風景、ほっこりします。

次はもう終点手前の崎平。古くって、ボロい近鉄特急型16000系(1965(昭和40)年製造)だけど、沿線のレトロっぽさ駅舎に駅名標も相まって快適な旅。