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日本最北端の木造駅舎は築97年目

2021-11-11 00:00:23 | 2021_秋_JR北海道_最北端から鉄路

 稚内駅の次はノシャップ岬。水平線に沈む夕陽が絶景だと言われていますが・・・

 今日は雲が多いので、美しい夕景は見られないかも・・・。

 稚内市街地を運転して気づいたこと。コンビニはほとんど「セイコーマート」。内地の大手コンビニは見かけず・・・・。内地と全く同じ商品を安定した供給ができるエリアは旭川から90~100キロ圏内の美深町あたりまで。

 日が暮れないうちに抜海駅へ向かいます。稚内から南稚内までは飲食店、コンビニ、いろんなショップ、住宅街などで街が形成されていますが・・・・市街地を抜けたとたん、このような風景。

 内地で見かける標識のキロ数とはケタ違い。

 なーにもない原風景にポツンと抜海駅があります。開業は1924(大正13)年6月25日。駅舎もその頃建てられているので、今年で97年目になります。開業当時は抜海駅周辺の人口が多く、駅の利用者もかなり多かったそうです。

 ところが今はご覧のとおり。駅前の風景なんです。

 駅舎に入ると、前室。北海道では防寒のため、一般家庭でも二重窓や玄関が二枚扉になっている玄関フードになっているところがほとんどです。

 前室の右側はお手洗い。もちろん、汲み取りのボットン。

 前室は10Wの蛍光灯でした。

 2019(令和元)年、JR北海道より抜海駅は利用者ゼロの状態が続き、これ以上維持代などの負担はできないので廃駅にしたいと稚内市に通告があったときに、駅近くの町内会が反対。維持代は稚内市が負担するとし、廃駅は免れました。また、町内会が定期的に清掃を行っているので、駅舎の中はとても綺麗です。

 この掲示物を拝見すると、この駅は愛されているんだなと実感できます。

 3年前の2018(平成30)年に来たときも全く同じです。3年経っても劣化なし。抜海駅の話は長くなりそうです・・・。

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