11月20日土曜日。本日も就航が決定されています。今朝の最低気温は6度(千葉)、八丈島は15度。向こうはまだ温暖な気候になっています。
10月16日の稚内市、日没時刻は16時46分。(11月20日現在は15時58分なので、もう真っ暗なんです)。日没時刻まであと30分。明るいうちに見られるのはおそらく2駅先までかなと計算。
勇知駅に向かう途中、牛さんの横断シーンに遭遇。
セイコーマートで売られている牛乳は豊冨町の「サロベツ牛乳」。たぶん、この牛さんが牛乳を作ってくれると思うんですけど、すごく濃厚な味でした。ストレスもないので、美味しいものに出来上がっているに違いない。
牛さんがすべて渡りきると、牛飼いさんがクルマを止めてくれてありがとうって一礼してくれたんですけど、こちらこそ、ありがとう。内地では滅多に見られない光景なんです。
次の駅、勇知駅が見えました。
駅前に立派な建物がありました。市立稚内病院附属上勇知診療所だけど、診察時間は毎週木曜日のみ14時から15時の間。最初はえっ!と思いましたが、自家用車を持たない地元の方々が診療を受けられるメリットは大きいと思います。
稚内から22.7キロです。
もともと貨物列車の最後尾に連結していた車掌車を駅舎に改造。
22.7キロで運賃は540円。内地の感覚から見ればちょっと高いなと思います。国鉄時代は都市圏の収入を地方ローカル線の赤字を補填するなど全国どこでも経営は行き渡っていましたが、1987(昭和62)年に地域ごとのJR6社発足。人口密度などの地域格差により、JR北海道は経営が厳しくなるのは予測できたはず。それで2019(令和元年)より2割程度の大幅な値上げが行われました。
勇知駅ももともとは有人駅。利用者が減少し、無人駅化。古い駅舎の土台は・・・
このあたりかなと思います。
勇知。中国ウイルスという強敵に勇ましく立ち向かう、という「勇」という漢字が使われているので、年賀状に使えそう。令和3年になれば世界的に収束を迎えると思っていたんですけど、世界の感染状況を確認するとほど遠い。
抜海駅は秘境駅だけど、勇知は駅前に郵便局があって、民家もちらほら見られるところです。