安積永盛という文字はなかなか読めません。きっぷを買うときに、郡山ー(東北)ー安積永盛と記入するときに、あづみを入力してもATOKが「安曇」「安積」と候補してくれるが、これって駅名ではないですって教えてくれるので、正式な読み方をネットで調べたくらい。
読み方は、ご覧のとおりです。あさかながもり。
ここまでは東北本線。しばらく進むと水郡線の線路に入ります。MR52型のマルス端末は郡山をタップすると次は東北、磐越東のどれかを選択するようにと指示が出るので、東北にスワイプ。そうすると、次の接続する駅名候補。安積永盛と出てくるので、これをタップ。水郡線を選択。今のマルス端末はコンピュータが次の候補を選択するようにと指示が出るので、煩わしい変な経路でも操作に慣れていれば、瞬時に運賃を計算して発券。
昔の緑色のピンを差し込むM型端末だと上段の乗車駅、東京のところにピンを刺して、下段の下車駅、東京のところにピン。経由欄を入力するところは「トウホーシヨエータタミーハンサートウホースイクーシヨハ」と手入力して照会。1文字でも間違えると容赦なくエラー。電報略号のアンチョコ帳で文字を間違えていないか確認するなど、面倒で厄介な客が来たって思われてしまいそう。
今の新しい端末は勝手に次の候補が自動的に表示されるので、経路が長くて厄介な客が来たとしても、昔と違って簡単に対応できるはずです。
水郡線の歴史はとても古く明治時代に着工し、1934(昭和9)年に全線開通。レトロっぽい駅舎のはずだけど、水戸支社は近年になって古い木造駅舎を取り壊し、新しく建て替えたようです。
福島県の旧国名を冠した駅名。
次は谷田川駅です。特に変わっているところはありません。
小塩江駅。車両は「ワンマン」に対応しているけど、電光運賃表は作動していないし、すべてのドアが開くので、車掌さんも乗務。ワンマンのときは電光運賃表表示、ドアは運転士が乗務している車両のみ開閉。後ろの2両目は開かない。乗るときは後ろ、降りるときは前というルールがあります。
車掌さんは出口に近いドアで立ち、運転士さんがドアのボタンを押下。ドアが開いたとたん、出口に猛ダッシュ。お客さんからきっぷを受け取り、金額に相違なければ猛ダッシュで車内に戻って発車。なるほど、JR東日本の仙台支社や水戸支社はしっかり仕事をしている。