9月5日火曜日。本日の青ヶ島行き「くろしお丸」は条件付き出航が決定されました。台風13号が発生し、関東へ接近する見込みなので、本日は台風前のワンチャンスなのかも知れません。
宮崎県のテレビ番組。NHK2局は全国どこでも見られますが、民放はたったの2局なんですよ??今まで全国各地を旅していて、選局が少ないと感じたのはここ宮崎県のような??
窓を開けて、外の様子を確認。土砂降りです。
いくつかのパターンを考えてみました。
もし、JRが運休だったら、次の宿泊地までネット予約した内容を変更。
仮に宗太郎に行けたとしても、帰りの電車が運休になった場合に備え、宗太郎駅に来てもらえるようなタクシー会社をリサーチして電話番号メモ。
この雨なら、始発の宗太郎駅行きは無理かも?夜が明けて、5時半にネットから情報を収集し、それから決定すればいいと思い、この日は早めに就寝。
<朝5時半>
ネットで天気予報確認。深夜のうちに線状降水帯通過。朝9時頃までは曇りか、雨の状態が続く。
JR九州のネット情報 → 遅れや運休の情報無し。
これはもしかしたら、行ける可能性がアップ。いや、5時半だから、JR九州の情報は5時50分になってからでないと。
<5時45分>
JR九州アプリの「どれどれ」で確認すると、南延岡発佐伯行きは定刻とおり、南延岡駅でスタンバイ中。
佐伯発延岡行きはどうなのかと確認するが、情報は出てこない。
南延岡発佐伯行きは定刻とおりに動くとはいえ、帰りの足になる、佐伯発延岡行きがないなんて困るわ。
宗太郎から延岡に戻るのは7時26分なので、荷物はホテルの自室に預けたままでもチェックアウト時刻まで十分間に合う。
しかし、宗太郎で電車ストップになった場合に備え、早朝チェックインが賢明かも。(ホテルに戻れない可能性を考えて)
<5時55分>
チェックアウトして、6時頃、延岡駅に到着。みどりの窓口は閉まっていましたが、改札通路に駅員のお兄さんがいたので、「今から宗太郎に行って、戻って来られますか?」と確認。「はい、大丈夫ですよ」という言葉を信じて、
指定席券売機で購入。近距離きっぷもかねている端末でしたが、単に570円区間といっても行き先がわからないし、行った証拠を遺せないので、画面をマルスに切り替えて、いつものとおりに操作。
確認して確実に戻って来られるとおっしゃっていた駅員さんがきっぷにチケッターで入鋏済。
早朝の延岡駅です。ホテルから駅までは雨が降っていて、傘を使わず駆け足で移動。こんな雨じゃ不安だけど、駅員さんを信じて宗太郎駅へ。ホームでは乗車口が1ヶ所のみで先客が並んで待っていたので、私もそこで待っていたら・・・
な、な、な、なんと!!
特急ですよ!?
九州一秘境駅に向かうのに、この車両でいいの!?
普通 佐伯 と出ているので、間違いない。向こうから特急が見えたとき、一瞬ホームを間違えていないかと焦ったくらいですから・・・。様子を見たら、先頭の4号車のみ旅客扱い。3号車、2号車、1号車は締め切りなので、乗れないです。なるほど、4号車のみにして車掌さんの検札や車内乗車券発券が楽になるためなのか。なるほど。
これから秘境駅の宗太郎駅に向かうのに、この贅沢な車両なんて信じられない。しばらくしたら、車掌さんの検札。南延岡、延岡とともに早朝でもきっぷが買えるので、どの乗客は用意しているはずです。どこまで行かれるか把握するためでしょう。もしかしたら、車掌さんは私みたいにどんなきっぷを持っているか確認したがっているかも。向こうから検札するのが見えるので、「延岡→宗太郎」のきっぷを用意して、提示。すると車掌さんはにっこりしながらお辞儀。
車両は特急でも、普通列車で運行なので、普通列車専用乗り放題の青春18きっぷでも乗れます。
スマホの「どれどれ」アプリで確認したら、佐伯発延岡行きは定刻とおり動いているとわかり、これで一安心。このアプリはJR九州管内全域の運行を管理する運行指令所のデータを一般旅客向けに表示されている優れものです。どのくらい遅れているのか、私の乗っている車両は現在どの位置にあるかすぐわかるので、九州だけではなく、他社でも取り入れて欲しいんですけど・・・。