かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

再生?破綻?其の足跡を追う。

2007-01-05 | 事例
明けましておめでとう御座います。

この言葉を聞くと、暖かいうららかなイメージが湧いてきます。
しかし世の中にはこんな新年でも針の筵に座っている感じの人も多いみたいです。

5日の朝電話が鳴りました。
岐阜の方です。
其の方の近くで以前相談して人が居りますが、其の紹介で電話をしてとの事です。

83歳の其の方の息子さんが商工ローンからお金を借り、返済が出来なくなって昨年9月雲隠れをしたらしいです。
相談の父親は、借りるとき、連帯保証人になって、無担保の自宅を担保提供しました。
毎月7万を返済しなければならず、元金は其のうち、1万2千円しかならず、後は金利との事です。

年金収入しかなく、1-2回は無理して返済したものの、暮れの返済は出来ず、1月4日から催促の電話がりました。
後、1ヶ月、遅れると担保を競売すると云われました。

元金残は330万。
家を取られるしか方法は無いだろうか。と云う事です。

ありふれた相談ですが、83歳の何も知らない老人にいきなり特定調停の話をしても無理です。
さりとて普通に弁護士依頼の費用もありません。
其の人に今からの動きを簡単に指示します。それで解決しないときは、特定調停に持ち込みます。
1週間経てば結果を報告してください。と長い電話が終わります。

そんな中、メールが入っておりました。
ビジネスローンのリスケです。
ビジネスローンのリスケは一時流行った一般のリスケとは銀行対応が違います。
きつい銀行の要求をのむと6ヶ月は応じてくれます。
問題はその後です。
1月其の6ヶ月が切れます。
それに付いた年末打ち合わせをしましたが、其の提出書類についてです。

今まで私はこうした事件が終わると、簡単意まとめてブログで紹介してきました。
今年は少し趣向を変え進行中のものも一緒に追いかけてみようと思っています。

解決案が出なかったり、稚拙なときは是非とも助太刀を願います。