「Sさん。自宅には担保はつけなかったのですね。
ローンが残っていると云っても担保価値は十分にあります。
債務者の息子さんはダンプの運転手と云う噂ですね。
とても払えないでしょう。これで貴方が払わなくなれば
必ず自宅の差押さえがありますよ。本当は詐害行為と云って、
やってはならないことですが、大至急担保を付けましょう。」
一人息子のため保証人になった父親です。
7年くらい前に、息子は携帯の部品を組立工場を裏庭に造ると大騒ぎでした。
メーカーからの話でなく人が持ち込んだ話です。
親に金を出させて、信販の融資の保証人にさせて、結局は稼動も
しないままに工場は閉鎖です。
信販には街中(まちなか)の駐車場を担保にしました。
息子はそのまま家族を連れて家を飛び出ました。
県内でダンプの運転手をしている事は後ほど知りました。
7年くらい前の話です。
家には80才の老夫婦が残ったのです。
このときに相談に見えました。
私は、今の担保だけでは担保力が少なく、自宅に及び可能性があります。
防止策に下位に担保設定を薦めました。
それと「父親は月に1万でも2万でも最小の金額を、自分の名前で払って、
5年持たせたい。時効でうまくすると残債務は払わず、自宅も取られなくて
済みます。」
と訴訟も競売も無ければ、5年で時効になる可能性を説明したのです。
「担当している奴がいやらしい奴で。」
当初は毎月2万づ払ったらしいです。
それでは少ないとうるさく言われて3万となり、2年位前から5万になりました。
さらに上げると云うからとても無理と断わりました。
すると、それならば自宅を担保に出してくれ。
駐車場は任意売却を急ぎましょう。不足があれば自宅も売却します。
それでも残が残ったら、当社はサービサーに譲渡します。
と云われたらしいです。
相手の云う通りにしても良いだろうかと云う質問です。
「時効だ。もう時効になっているよ。あの時私の言った通り、
郵便局経由で貴方の名前で払っていますね。」
「大丈夫。全部わしが自分で払っているから間違いないよ。」
「息子さんが少しでも払った事は無いでしょうね。確か信販のある町に
息子さんも居ましたよね。」
「払う筈が無いよ。」
「でも重要なことですからお父さん、一度自分で会って聞いて頂ませんか。
相手が仮差をしないとは限らないから1日も早いほうが良いです。」
気は進まない様子でしたが、それでも2-3日のうちには聞いてくれることを
約束しました。
結果は失敗でした。
Sからの連絡で息子も一切払ったことは無いと確信した私は念のために
S控えも再確認し、大丈夫と判断して、時効の援用の内容証明を送ったのです。
2年前に息子さんが一回1万円を払って居たのです。支払い証明のサインは
間違いなく息子の筆跡でした。
5万円にする直前でした。居場所を突き詰め、「払えないか」と会ったみたいです。
そのときに1万払っていました。
「お前、払ったことがあるか。」と云う聞き方ならば息子も軽く思い出して
「有るよ」といったでしょうが
「お前まさか1度でも払ったことは無いだろうな。」
という聞き方をされると何か責められるような気がしてつい「無いよ」と
答えてしまうものです。
ましては私が、顔をつき合わせてと言ったのに電話だったらしいです。
1万くらい払っても事実の重大さを知らない息子が、罪悪感も無いままに、
払わないといっても仕方無かったでしょうか。
内容証明を受け取った信販は、かんかんです。
今まで好意的に処理をしてきてやったのにこんなことを考えているとは。
直ちに競売の手続きと同時に自宅を仮差と債務名義の裁判です。
息子が正直に言ってさえくれれば駐車場は手放しても、自宅は
健在だったような気がします。
時効の援用、簡単そうですが以外に難しいです。
完璧を狙っても成功率は70%を切っ居ります。
しかし発生の度合いは増えて居ります。
失敗の都度
「もったいない。この人はどうしてもっと真剣にならないのか」
心から思います。
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債務者の息子さんはダンプの運転手と云う噂ですね。
とても払えないでしょう。これで貴方が払わなくなれば
必ず自宅の差押さえがありますよ。本当は詐害行為と云って、
やってはならないことですが、大至急担保を付けましょう。」
一人息子のため保証人になった父親です。
7年くらい前に、息子は携帯の部品を組立工場を裏庭に造ると大騒ぎでした。
メーカーからの話でなく人が持ち込んだ話です。
親に金を出させて、信販の融資の保証人にさせて、結局は稼動も
しないままに工場は閉鎖です。
信販には街中(まちなか)の駐車場を担保にしました。
息子はそのまま家族を連れて家を飛び出ました。
県内でダンプの運転手をしている事は後ほど知りました。
7年くらい前の話です。
家には80才の老夫婦が残ったのです。
このときに相談に見えました。
私は、今の担保だけでは担保力が少なく、自宅に及び可能性があります。
防止策に下位に担保設定を薦めました。
それと「父親は月に1万でも2万でも最小の金額を、自分の名前で払って、
5年持たせたい。時効でうまくすると残債務は払わず、自宅も取られなくて
済みます。」
と訴訟も競売も無ければ、5年で時効になる可能性を説明したのです。
「担当している奴がいやらしい奴で。」
当初は毎月2万づ払ったらしいです。
それでは少ないとうるさく言われて3万となり、2年位前から5万になりました。
さらに上げると云うからとても無理と断わりました。
すると、それならば自宅を担保に出してくれ。
駐車場は任意売却を急ぎましょう。不足があれば自宅も売却します。
それでも残が残ったら、当社はサービサーに譲渡します。
と云われたらしいです。
相手の云う通りにしても良いだろうかと云う質問です。
「時効だ。もう時効になっているよ。あの時私の言った通り、
郵便局経由で貴方の名前で払っていますね。」
「大丈夫。全部わしが自分で払っているから間違いないよ。」
「息子さんが少しでも払った事は無いでしょうね。確か信販のある町に
息子さんも居ましたよね。」
「払う筈が無いよ。」
「でも重要なことですからお父さん、一度自分で会って聞いて頂ませんか。
相手が仮差をしないとは限らないから1日も早いほうが良いです。」
気は進まない様子でしたが、それでも2-3日のうちには聞いてくれることを
約束しました。
結果は失敗でした。
Sからの連絡で息子も一切払ったことは無いと確信した私は念のために
S控えも再確認し、大丈夫と判断して、時効の援用の内容証明を送ったのです。
2年前に息子さんが一回1万円を払って居たのです。支払い証明のサインは
間違いなく息子の筆跡でした。
5万円にする直前でした。居場所を突き詰め、「払えないか」と会ったみたいです。
そのときに1万払っていました。
「お前、払ったことがあるか。」と云う聞き方ならば息子も軽く思い出して
「有るよ」といったでしょうが
「お前まさか1度でも払ったことは無いだろうな。」
という聞き方をされると何か責められるような気がしてつい「無いよ」と
答えてしまうものです。
ましては私が、顔をつき合わせてと言ったのに電話だったらしいです。
1万くらい払っても事実の重大さを知らない息子が、罪悪感も無いままに、
払わないといっても仕方無かったでしょうか。
内容証明を受け取った信販は、かんかんです。
今まで好意的に処理をしてきてやったのにこんなことを考えているとは。
直ちに競売の手続きと同時に自宅を仮差と債務名義の裁判です。
息子が正直に言ってさえくれれば駐車場は手放しても、自宅は
健在だったような気がします。
時効の援用、簡単そうですが以外に難しいです。
完璧を狙っても成功率は70%を切っ居ります。
しかし発生の度合いは増えて居ります。
失敗の都度
「もったいない。この人はどうしてもっと真剣にならないのか」
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