以前は相談と言えば必ず面談でした。
電話でも相談は答えが決まりきったことしかありませんでした。
ところが最近は面談希望は少なく、電話相談に偏って居ります。
「会社続行がよいか。破産がよいか。」
初めての電話の人に聞かれても答えられる筈が有りません。
会うのが嫌ではなく、相談料の2万円が大変らしいです。
「会って相談すべきだ。」私が言うまでも無く、相手が承知をして居ります。
零細企業は其処まで追い込まれて居ります。
統計的な数字はどうなっているか知りません。
売上に行き詰っている多くの零細企業の方の言い方は殆ど一致して居ります。
「昨年の秋頃から売上が更に落ち込んでどうしようも無い。」
モラトリアムのタイミングはギリギリ良かったと思います。
同じやるならば1年早ければ尚よかったでしょう。
施行時には銀行に依頼しても、元金低減など絶対に無理だと
信じている零細企業の主が多かったのです。
以前一寸打診したが断られたというような人も多かったです。
それがなんに抵抗も無く受け入れられたのですから零細企業は助かりました。
しかし其れでもまだ依頼しない中小企業もありました。
「一旦これをすればもう銀行は融資をしなくなる。そうなればわが社は終わりだ。」
何のことはない。そんな明日の事を言う前に今の足元が崩れ落ちて万歳です。
そんな人とも何人も会って居ります。
そんな中で返済融資法で一時は零細企業の資金も助かったかに思いました。
今までの出金の中では一番大きな定額定時払いが無くなるのです。
特に実施したばかりの月は今までの苦労に比して格段の相違です。
「助かった」と思ったのですが、一方では売上は以前より全然よくなりません。
下がる一方です。銀行に払わなくなっても、以前より金詰まりがひどいのです。
今までは10万20万のお金に困っていたのが1万2万のお金も自由にならなくなったところが多いです。
電話相談になる理由がわかります。話をして居て、お金が無い実感が伝わってきます。
これからの生活の宛てさえあれば、事業を止めたい人が多いです。
「以前は止めようと思った時は、2-3ヶ月の生活費は何とか手元に残すことは出来た。
今は以前より人様に迷惑をかけて、其の上に全然残すことができない。」
このボヤキが何よりの真実と思います。
「各銀行の中間決算は不良債権処理が少なく無くなったからよくなった。」新聞にありました。
元々零細企業の倒産は、倒産のデーターに載らないのが多かったのです。
それにしても零細企業も整理も出来ず、何とかやっています。
人に迷惑を掛ける事が出来る間は生き延びることは可能です。
モラトリアムは会社の延命はしました。
しかし本業は予想に反して尚も悪くなる一方です。
会社を持たせるだけ続かしたいのですがそれさえ出来ず、万歳をする人が増えて来そうな感触です。
これが今現在の零細企業に対する感触です。
14年間、零細企業の資金繰りに直面して来ましたら先ず確かな感触と思って居ます。
でもこんな時こそ気持ちを強くもち事が必要です。
第1は
所謂、街金、詰まりアウトローの借金は絶対にしないことです。
破産をすれば勘弁するようなところならばまだ良いですが普通はやってはなりません。
どんなことをしても救われません。
第2は
破産をして生活のあてがある人はタイミングが必要ですが、破産をしても生活に
自信の無い人はどんなに苦しくても破産をすべきではありません。
破産をすれば借金は楽になりますが、その後の生活が成り立ちません。
仕事も失います。仕事の足掛かりだけは残して置きたいです。
第3は
当然支払が出来なくなります。
生活をするには仕入先は一番最後まで支払が必要です。
金融機関を払わなくて、其の場所で仕事が出来なくなるのは、それから2年後です。
ましてや借家ならば、家賃を払っている限り、その場所でも仕事は出来ます。
この時期、差押さえを恐れる人が多いですが、差押えは恐れません。
以上のようなテクニックは電話を頂けばアドバイス可能です。
恐れなくて敢然と立ち向かえば必ず仕事は続きます。
それで売上粗利が出る限り仕事は継続すべきです。
こうして立ち直った企業もまた多くあります。
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電話でも相談は答えが決まりきったことしかありませんでした。
ところが最近は面談希望は少なく、電話相談に偏って居ります。
「会社続行がよいか。破産がよいか。」
初めての電話の人に聞かれても答えられる筈が有りません。
会うのが嫌ではなく、相談料の2万円が大変らしいです。
「会って相談すべきだ。」私が言うまでも無く、相手が承知をして居ります。
零細企業は其処まで追い込まれて居ります。
統計的な数字はどうなっているか知りません。
売上に行き詰っている多くの零細企業の方の言い方は殆ど一致して居ります。
「昨年の秋頃から売上が更に落ち込んでどうしようも無い。」
モラトリアムのタイミングはギリギリ良かったと思います。
同じやるならば1年早ければ尚よかったでしょう。
施行時には銀行に依頼しても、元金低減など絶対に無理だと
信じている零細企業の主が多かったのです。
以前一寸打診したが断られたというような人も多かったです。
それがなんに抵抗も無く受け入れられたのですから零細企業は助かりました。
しかし其れでもまだ依頼しない中小企業もありました。
「一旦これをすればもう銀行は融資をしなくなる。そうなればわが社は終わりだ。」
何のことはない。そんな明日の事を言う前に今の足元が崩れ落ちて万歳です。
そんな人とも何人も会って居ります。
そんな中で返済融資法で一時は零細企業の資金も助かったかに思いました。
今までの出金の中では一番大きな定額定時払いが無くなるのです。
特に実施したばかりの月は今までの苦労に比して格段の相違です。
「助かった」と思ったのですが、一方では売上は以前より全然よくなりません。
下がる一方です。銀行に払わなくなっても、以前より金詰まりがひどいのです。
今までは10万20万のお金に困っていたのが1万2万のお金も自由にならなくなったところが多いです。
電話相談になる理由がわかります。話をして居て、お金が無い実感が伝わってきます。
これからの生活の宛てさえあれば、事業を止めたい人が多いです。
「以前は止めようと思った時は、2-3ヶ月の生活費は何とか手元に残すことは出来た。
今は以前より人様に迷惑をかけて、其の上に全然残すことができない。」
このボヤキが何よりの真実と思います。
「各銀行の中間決算は不良債権処理が少なく無くなったからよくなった。」新聞にありました。
元々零細企業の倒産は、倒産のデーターに載らないのが多かったのです。
それにしても零細企業も整理も出来ず、何とかやっています。
人に迷惑を掛ける事が出来る間は生き延びることは可能です。
モラトリアムは会社の延命はしました。
しかし本業は予想に反して尚も悪くなる一方です。
会社を持たせるだけ続かしたいのですがそれさえ出来ず、万歳をする人が増えて来そうな感触です。
これが今現在の零細企業に対する感触です。
14年間、零細企業の資金繰りに直面して来ましたら先ず確かな感触と思って居ます。
でもこんな時こそ気持ちを強くもち事が必要です。
第1は
所謂、街金、詰まりアウトローの借金は絶対にしないことです。
破産をすれば勘弁するようなところならばまだ良いですが普通はやってはなりません。
どんなことをしても救われません。
第2は
破産をして生活のあてがある人はタイミングが必要ですが、破産をしても生活に
自信の無い人はどんなに苦しくても破産をすべきではありません。
破産をすれば借金は楽になりますが、その後の生活が成り立ちません。
仕事も失います。仕事の足掛かりだけは残して置きたいです。
第3は
当然支払が出来なくなります。
生活をするには仕入先は一番最後まで支払が必要です。
金融機関を払わなくて、其の場所で仕事が出来なくなるのは、それから2年後です。
ましてや借家ならば、家賃を払っている限り、その場所でも仕事は出来ます。
この時期、差押さえを恐れる人が多いですが、差押えは恐れません。
以上のようなテクニックは電話を頂けばアドバイス可能です。
恐れなくて敢然と立ち向かえば必ず仕事は続きます。
それで売上粗利が出る限り仕事は継続すべきです。
こうして立ち直った企業もまた多くあります。
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