ついに呉服店のこの老舗も店を閉じる。閉店売り出しにお店は大繁盛。道端に古い陶器・小間物・飾り物などおいて「欲しい方は無料でどうぞ」と気前よい。近くの骨董屋や天神様の骨董市より素人目でも物はよい。鑑定団が喜びそうなものだ。腐っても鯛と云うがわれわれ庶民とは格が違う事を思い知る。
猫が死んだ。生まれて初めて切花を買った。家内が白と菊だけは止めろと言うから、名前を知らない色物にした。20歳くらいにはなるだろう。此処3年くらいはボケも来て全く手数がかかった。居なくなればやっぱり寂しい。同居して居た喧嘩仲間の猫が、枕元で手で呼んでいるしぐさも気になる。