裁判所の書記官から送られてきた書類は「事務連絡」となっていました。
同時破産廃止を申請してほぼ1ヶ月になります。
彼はいよいよ審議が始まるのだな、呼び出し状かと思って読み始めるとどうも内容が違います。
「あなたの破産の申し立ては、あなたが代表を務める会社の保証債務が殆どです。
其の会社が、どうなって居るか資料の提出が不足しています。
裁判所はそれを出して頂いた上で、管財人を選出するか決めないとなりません。
其の費用はあなたが負担しなければなりません。残念ながら、裁判所は手続きの進行を
アドバイスできる立場でないために、専門家と相談することも一つの方法と思います。」
要は今のままでは破産の申請は受付できません。弁護士と相談したほうが良いではありませんかと云う裁判所のアドバイスです。
破産の申請も裁判所が受け取れば先ず間違いなく出来ると聞いて居ただけに、夫婦二人の
破産申請が受理して貰った時は本当に嬉しかったのです。
費用も二人で4万5千円程でした。弁護士に依頼すれば一人30万は懸かると聞きました。
それが其の十分の一も懸からず出来るのです。
そろそろ審議に入る知らせかなと思って封を明けると上記の内容です。
「会社の保証人は其の会社も破産申請をしないと個人だけで破産は出来ない」
と初めて知ったのです。
そんな事、本にも法文にも一言も書いて有りません。が、自己破産の世界では常識らしい
です。「どうしてか」最初はどうしてかその理由が解かりませんでした。
教えてくれたのは先輩でした。
「会社の倒産をそのままにして居るとな。目茶目茶のなると思わんかい。経営者が一寸、
悪い気を起こして資産の横領などしても其のままだろう。そこで経営者個人を追及が
出来ないように破産をすれば、他の人は手も付けられないではないか。
だから、この破産でも、先ず会社はどうなっているのか調べるのが先でしょう、と言う
意味なんだ。だから会社が破産しないと個人は破産出来ないが、逆に個人が破産しなくても会社は
破産は出来るよ。」
人の性は悪なり。性悪説を根拠として居るだけに、表を通らない事にしたのかしれません。
この裁判所の門近く、古ぼけた看板がありました。
「破産安くします。」
この破産はそこで一人10万円でやって頂きました。会社の破産は有りませんでした。
破産の不思議はまだ有ります。
「この破産、当分かかりそうだ。祖父が不動産担保で貸した件。詐害行為で祖父が不動産を
返さなければならないかも知れない。じっくり調べたい。」と、管財人が呟いて居たそうです。
それが10日後会ったら「破産はもう終りましたとホットした状態です。
「あの詐害行為の件どうなったの?」
「知りません。そんな事、関係ないみたいです。」
何をやっているやら全然わかりません。
そしてすんなりと終った見たいです。
やがて、彼が頂いた証書は「破産宣告」でなく「破産審議を廃止する」と言う妙な証書でした。
「何? これ。 破産と認めれたとは違うみたい、審議を止めるって。これで肝心の
免責は受けられるの?」
「もう免責は受けました。」
詐害行為の裁判が有るのか、ややこしいことに成るかと思って居たら、意表をついて
破産そのものが終りました。
何で終ったか解かりませんでした。
破産宣告はなく終ったのです。
破産を審議中に費用が足りなくなり、破産者に不足費用の追加が命令される事が良くあるらしいです。
この時、其の不足分が納付されると、破産の審議は又続きます。
これを繰り返し、必用な都度追加金を納付して、やがて破産宣告と成ります。
しかし、お金がなくこの追加金が十分に出せる人は少ないです・
多くの人は、「お金がないから追加は出来ません。」と断らなければ成りません。
其の瞬間、「この審議はもう金がないから、審議も出来ません。そこで今後審議は止めましょう。」
詰り破産審議の廃止と云うわけです。
そして破産が成立した時と同じく免責は受けれて終るのです。
破産申請しても、最後の宣告まで行く人に比して、この廃止者が何倍も多いみたいです。
そんな事を聞くと、破産申請した後は、追加料金を言われても、1円も出さず「お金がない」
と云って居るべきと思うのは私だけでしょうか。
重要な法の破産すら、こんな納得出来るような出来ないようなことに包まれて居ります。
難しい考えるのは止めましょう。これが世間と云うものでしょう。
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042-483-3604(10時~17時)
※電話番号は、お間違いの無いようおかけ下さい。
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彼はいよいよ審議が始まるのだな、呼び出し状かと思って読み始めるとどうも内容が違います。
「あなたの破産の申し立ては、あなたが代表を務める会社の保証債務が殆どです。
其の会社が、どうなって居るか資料の提出が不足しています。
裁判所はそれを出して頂いた上で、管財人を選出するか決めないとなりません。
其の費用はあなたが負担しなければなりません。残念ながら、裁判所は手続きの進行を
アドバイスできる立場でないために、専門家と相談することも一つの方法と思います。」
要は今のままでは破産の申請は受付できません。弁護士と相談したほうが良いではありませんかと云う裁判所のアドバイスです。
破産の申請も裁判所が受け取れば先ず間違いなく出来ると聞いて居ただけに、夫婦二人の
破産申請が受理して貰った時は本当に嬉しかったのです。
費用も二人で4万5千円程でした。弁護士に依頼すれば一人30万は懸かると聞きました。
それが其の十分の一も懸からず出来るのです。
そろそろ審議に入る知らせかなと思って封を明けると上記の内容です。
「会社の保証人は其の会社も破産申請をしないと個人だけで破産は出来ない」
と初めて知ったのです。
そんな事、本にも法文にも一言も書いて有りません。が、自己破産の世界では常識らしい
です。「どうしてか」最初はどうしてかその理由が解かりませんでした。
教えてくれたのは先輩でした。
「会社の倒産をそのままにして居るとな。目茶目茶のなると思わんかい。経営者が一寸、
悪い気を起こして資産の横領などしても其のままだろう。そこで経営者個人を追及が
出来ないように破産をすれば、他の人は手も付けられないではないか。
だから、この破産でも、先ず会社はどうなっているのか調べるのが先でしょう、と言う
意味なんだ。だから会社が破産しないと個人は破産出来ないが、逆に個人が破産しなくても会社は
破産は出来るよ。」
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この裁判所の門近く、古ぼけた看板がありました。
「破産安くします。」
この破産はそこで一人10万円でやって頂きました。会社の破産は有りませんでした。
破産の不思議はまだ有ります。
「この破産、当分かかりそうだ。祖父が不動産担保で貸した件。詐害行為で祖父が不動産を
返さなければならないかも知れない。じっくり調べたい。」と、管財人が呟いて居たそうです。
それが10日後会ったら「破産はもう終りましたとホットした状態です。
「あの詐害行為の件どうなったの?」
「知りません。そんな事、関係ないみたいです。」
何をやっているやら全然わかりません。
そしてすんなりと終った見たいです。
やがて、彼が頂いた証書は「破産宣告」でなく「破産審議を廃止する」と言う妙な証書でした。
「何? これ。 破産と認めれたとは違うみたい、審議を止めるって。これで肝心の
免責は受けられるの?」
「もう免責は受けました。」
詐害行為の裁判が有るのか、ややこしいことに成るかと思って居たら、意表をついて
破産そのものが終りました。
何で終ったか解かりませんでした。
破産宣告はなく終ったのです。
破産を審議中に費用が足りなくなり、破産者に不足費用の追加が命令される事が良くあるらしいです。
この時、其の不足分が納付されると、破産の審議は又続きます。
これを繰り返し、必用な都度追加金を納付して、やがて破産宣告と成ります。
しかし、お金がなくこの追加金が十分に出せる人は少ないです・
多くの人は、「お金がないから追加は出来ません。」と断らなければ成りません。
其の瞬間、「この審議はもう金がないから、審議も出来ません。そこで今後審議は止めましょう。」
詰り破産審議の廃止と云うわけです。
そして破産が成立した時と同じく免責は受けれて終るのです。
破産申請しても、最後の宣告まで行く人に比して、この廃止者が何倍も多いみたいです。
そんな事を聞くと、破産申請した後は、追加料金を言われても、1円も出さず「お金がない」
と云って居るべきと思うのは私だけでしょうか。
重要な法の破産すら、こんな納得出来るような出来ないようなことに包まれて居ります。
難しい考えるのは止めましょう。これが世間と云うものでしょう。
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