今では、自分が意識をしないで保証人、またはうっかり保証人になるという事は皆無と思います。
ただし過去にそうなって居る人には情け容赦なく保証人の責を追及してきます。
「母の持ち家が4000万で担保になっています。」
「お母様は保証人ですか、それとも単なる担保提供者ですか。」
「その意味が私には解かりませんが。」
「第三者が自分の物件を担保にする時は、「この物件を担保にします。」という書類を提出が普通です。
担保差し入れ書と言います。でも最近は其の担保額の金額の保証人になって其の証として物件を
担保にするのが普通になっています。当初の担保提供者ならばどんなに悪くても物件を手放すと
それで自分の責任はなくなりますが、保証人になって居る場合は、担保額の評価に関わらず、
其の保証額が責任となります。この違いは大きいですね。」
「母がどうなって居るか、当人すら解かりません。時価が2300万位の物件ですから、
保証人だったら大変ですね。どうすれば解かりますか」
「銀行に聞けば即座に契約書のコピーを渡してくれます。是非とも知っておきましょう。」
彼の会社は近く整理予定です。
3-4日して彼から連絡が有りました。
「よかったです。担保提供者でした。銀行の担当も言っているから間違い有りません。
念のために、其の書類をご覧になってください。」
丁度そちらに行く用事が有りました。見せて頂きました。
普通と少し変っています。
今の書類では今の持ち家は担保提供者になって今ます。保証人では有りません。
気になるのは、以前4000万の担保を提供し、其の保証人になって居る契約書を一緒に
ファイルしておりました。
担保を、今の担保に切り替え他のです。1旦以前の契約を全部反古とし、新規な新規で契約しなおせば誰にもわかります。
ところが違います。契約書は担保だけを抹消し、その他の事は全て生かして居ります。
そして今回の物件は差し入れ書としての契約になっています。
保証人はそのままですが、一般では新しくなって保証人は消えたと思って居るでしょう。
銀行の担当者も、担保提供だけだ。保証人では無いと教えて居るのは全く御粗末です。
古い契約を全く全て破棄し、新規に作り直すならばわかり易いですが、一番五月蝿い条項だけはそのまま、
担保の変更だけは生かすと云う解かり難い事をしてあるのです。
「母が保証人で有っては大変だ。其の筈がない。」
彼は最初保証人とは信じませんでした。会社の整理に方法が違ってきます。
弁護士事務所2箇所に聞き、漸く事実を自認したのです。
さあー大変。全部の借りは4500万のユウザンスを含めて7000万です。
勿論ユウザンスは今まで遅れなど一回も有りませんが、今後は返せるか解かりません。
母に回っていくのでしょうか。
貸し家は2500万で買い手が見つかりました。ユーザンス以外はきれいになります。
「云いか。ユーザンスを除いて全て担保の売却で清算します。担保解除と母も保証人の解約願います。
ユーザンスは今後の商売の中で返済を続けます。こう云いなさい。
母の保証はユーザンスも入ると銀行は主張するだろうが、其れについては次の通り主張しなさい。
母の保証はユーザンスの発生する以前の保証であって、ユーザンスなんて考慮もしませんでした。
銀行も同じと思います。こんな重要な事を始めて保証人も保障をするならば、事前に保証人の了解を得ないと
なりません。1言も連絡有りませんでした。
契約書も外国為替の取引保証など何にも謳ってないから、明らかに母の保証の件外といえるでしょう。
それでもと、主張する時は、金融庁に聞いて判断をしてもらいましょう。
こう言って頑張るんだ。」
最後の金融庁の1声で銀行も折れたのです。彼の言い分は何とか通りました。
担保提供の時、何時のまにか提供者が保証人になって居るころが良く有りました。
最近この例が3件も有りました。
制度上、必用の事との説明で、たいしたことでは無いと簡単に捺印するからです。
こうした説明不足から発生する事は先ず起きないでしょう。
しかし、既に済んだ人は其処から逃れる事は出来ません。
特に共有名義の時は多いです。折角、奥さんにした共有が何時のまにか奥さんも保証人になっています。
いろいろ改善はされて行きますが、まだまだ過去の負の遺産は多いですすね。
http://oguchi-keiei.com/postmail/postmail.html ← お問い合わせは、こちらから
電話・FAXでのお問い合わせは、
042-483-3604(10時~17時)
※電話番号は、お間違いの無いようおかけ下さい。
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ただし過去にそうなって居る人には情け容赦なく保証人の責を追及してきます。
「母の持ち家が4000万で担保になっています。」
「お母様は保証人ですか、それとも単なる担保提供者ですか。」
「その意味が私には解かりませんが。」
「第三者が自分の物件を担保にする時は、「この物件を担保にします。」という書類を提出が普通です。
担保差し入れ書と言います。でも最近は其の担保額の金額の保証人になって其の証として物件を
担保にするのが普通になっています。当初の担保提供者ならばどんなに悪くても物件を手放すと
それで自分の責任はなくなりますが、保証人になって居る場合は、担保額の評価に関わらず、
其の保証額が責任となります。この違いは大きいですね。」
「母がどうなって居るか、当人すら解かりません。時価が2300万位の物件ですから、
保証人だったら大変ですね。どうすれば解かりますか」
「銀行に聞けば即座に契約書のコピーを渡してくれます。是非とも知っておきましょう。」
彼の会社は近く整理予定です。
3-4日して彼から連絡が有りました。
「よかったです。担保提供者でした。銀行の担当も言っているから間違い有りません。
念のために、其の書類をご覧になってください。」
丁度そちらに行く用事が有りました。見せて頂きました。
普通と少し変っています。
今の書類では今の持ち家は担保提供者になって今ます。保証人では有りません。
気になるのは、以前4000万の担保を提供し、其の保証人になって居る契約書を一緒に
ファイルしておりました。
担保を、今の担保に切り替え他のです。1旦以前の契約を全部反古とし、新規な新規で契約しなおせば誰にもわかります。
ところが違います。契約書は担保だけを抹消し、その他の事は全て生かして居ります。
そして今回の物件は差し入れ書としての契約になっています。
保証人はそのままですが、一般では新しくなって保証人は消えたと思って居るでしょう。
銀行の担当者も、担保提供だけだ。保証人では無いと教えて居るのは全く御粗末です。
古い契約を全く全て破棄し、新規に作り直すならばわかり易いですが、一番五月蝿い条項だけはそのまま、
担保の変更だけは生かすと云う解かり難い事をしてあるのです。
「母が保証人で有っては大変だ。其の筈がない。」
彼は最初保証人とは信じませんでした。会社の整理に方法が違ってきます。
弁護士事務所2箇所に聞き、漸く事実を自認したのです。
さあー大変。全部の借りは4500万のユウザンスを含めて7000万です。
勿論ユウザンスは今まで遅れなど一回も有りませんが、今後は返せるか解かりません。
母に回っていくのでしょうか。
貸し家は2500万で買い手が見つかりました。ユーザンス以外はきれいになります。
「云いか。ユーザンスを除いて全て担保の売却で清算します。担保解除と母も保証人の解約願います。
ユーザンスは今後の商売の中で返済を続けます。こう云いなさい。
母の保証はユーザンスも入ると銀行は主張するだろうが、其れについては次の通り主張しなさい。
母の保証はユーザンスの発生する以前の保証であって、ユーザンスなんて考慮もしませんでした。
銀行も同じと思います。こんな重要な事を始めて保証人も保障をするならば、事前に保証人の了解を得ないと
なりません。1言も連絡有りませんでした。
契約書も外国為替の取引保証など何にも謳ってないから、明らかに母の保証の件外といえるでしょう。
それでもと、主張する時は、金融庁に聞いて判断をしてもらいましょう。
こう言って頑張るんだ。」
最後の金融庁の1声で銀行も折れたのです。彼の言い分は何とか通りました。
担保提供の時、何時のまにか提供者が保証人になって居るころが良く有りました。
最近この例が3件も有りました。
制度上、必用の事との説明で、たいしたことでは無いと簡単に捺印するからです。
こうした説明不足から発生する事は先ず起きないでしょう。
しかし、既に済んだ人は其処から逃れる事は出来ません。
特に共有名義の時は多いです。折角、奥さんにした共有が何時のまにか奥さんも保証人になっています。
いろいろ改善はされて行きますが、まだまだ過去の負の遺産は多いですすね。
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