夏休みの宿題といえば思い出すのが、「日記」と「自由研究」。
その「自由研究」について、夏休み前にある小学生から相談を受けました。 そこで、たまたま思いついた、林の中での「虫のおびき出し観察」の話をしたら、それを採用してくれた生徒がいました。
その子は既に、10日間もの間、近くの林にわなを仕掛けては、その後の様子を観察しているそうです。時には、仕掛けたわなが、“ごみ”と間違えられて捨てられたりもしたようです。なかなか思うようには結果が得られていないようです。
それで、また、何かもっとうまい“わな”はないかと相談を受けました。
私も、以前やったことのある“捕虫わな”つくりですが、その中から、腐りかけたバナナを焼酎で煮た物を仕掛けるなど、いくつか紹介しました。
その話をしたら、さっそく、それを実行しようとして、「焼酎がないのだけれども日本酒でもOKか?」という電話まで受けました。
上の写真は、自由研究とは全く関係がありません。ヒマワリの大きな葉についていた「尺取虫」を撮ったものです。
と、長々と一人の生徒の自由研究の進捗状況について書きましたが、“おかさん”がこの子の研究に少しだけ関与しているからということとは全く関係なく、純粋に、この子の自由研究レポートが学校の先生にうまく評価されればいいなと思いました。
これほどまでに、真剣に、そして、興味を持って研究している、この子の姿、これこそが「自由研究」のあるべき姿だと思うからです。やっつけ仕事として位置づけている生徒が多い中(“おかさん”もそうでした。)、ぜひとも先生にも評価され、そして、ますますいろいろなことに、のめり込んでいって欲しいと思いました。