今日、この春高校を卒業した、かつての学舎の生徒が、中学1年生に混じって数学の学習をしていきました。
彼は今年「中央工学校」というところに進みました。4年間かけて建築関係の資格を取ることを目標としているそうです。
そんな彼が、中央工学校での授業を受けたところ、周りの生徒と比べわからないところが多く、“数学の基礎ができていないこと”を自覚したようです。「これはやばい!」と思ったようで、中学時代の数学から、高校で習う対数や微分積分、ベクトルなどを復習する目的で、再び学舎に来てくれました。
自習形式で学習を進めてもらいましたが、以前学舎に居た時とは違い、明確な目標を持っているため、勉強への取り組み姿勢もかなり「本気」でした。
今日のところはまだ、中学時代の数学の学習だけでしたが、この「本気」を続けていけば間違いなく、高校時代の数学も含め、錆びを完全に落とすことが出来るものと思われます。 自習の場の提供と、ほんの僅かなアドバイスくらいしか出来ませんが、私も、微力ながらお手伝いできればと考えています。
<追記>
「被災地の方への励ましカード」をどのようにしたらよいか、先日、柴田泰さんとお約束した後、悩みました。
どのように思いを込めれば、受け取った方にその思いが伝わるだろうか?
2日間、事あるごとに、よいアイデアは無いか考えていました。そして今日、一つのアイデアが浮かびました。
以前、学舎の前にたくさんのヒマワリを育てていた時、大勢の人がその大きなヒマワリを見て笑顔を浮かべてくれました。ヒマワリの花がまるで太陽のように輝き、見る人に元気を分けているかのようでした。また、たった一粒の種から、4000~5000粒もの種が実ったのを思い出しました。
3年前の“ひまわり”です。“おかさん”が176cmですから。かなり成長しました。↑
そう、まさに『一粒万倍』なのです。それを思い出したので、被災されている方たちに、ポップアップするヒマワリのカードに、ヒマワリの種とをそえて送ったらどうだろうか?と、考えました。
まだ思いつき段階で、具体策は一切ありませんが、こうしてブログで公表することでその実現性を高めていきたいと考えました。また続きをご報告いたします。