「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

朝の散歩(せみ時雨、虫トラップ、ネコに間違えられる)

2011-08-28 18:01:17 | Weblog

4日ぶりに散歩。

昨日とは打って変って朝から気持ちよい青空。森の中を歩いていると、あちこちでセミの声がします。そんな中、他と比べて一段とセミの声がものすごいところがあります。隣接する小学校との間の小道のところです。

しばらくそのせみ時雨の中に身をおいてみましたが、「岩に染み入るセミの声」ではなく、“おかさん”の鼓膜を突き刺すように響いてきます。2~3分くらい立ち止まっている間に、7匹ものセミの姿を確認することが出来ました。

どうしてこの場所で集中しなければならないのだろうか?ここが子どもの繁殖のために一番適しているのでしょうか?

そういえば十何年か前に静岡県の掛川で聞いたせみ時雨も、深い森の中ではなく、森の端の割と日当たりのよいところでした。セミはそのようなところが好きなのかもしれません。

 

話は変わって、どこかの小学生が仕掛けたであろう「虫とラップ」のその後。

今日も二つのトラップを覗いてみました。すると、先日ジャノメ蝶がかかっていたほうのトラップに今度はスズメバチがかかり飛んでいました。他にカブトムシのメスと思われる死骸と、体長3cmくらいの蛾の死骸とが入っていました。

パイナップル自体の時には昆虫たちにとってあまり魅力がなかった仕掛けが、パイナップルが腐りかけて別のものに変化したことによって、魅力あるものになったのかもしれません。などと、勝手な推理をして一人納得してしまいました。

 

こちらは、いつも虫いっぱいの木です。横にある木の立ち枯れたところに出来た小さな窪みに雨水が溜まっていました。そして、その中を小さなぼうふらがたくさん泳いでいました。生き物たちは、いろいろなところを舞台に、それぞれ頑張っています。↑

 

またまた、話が変わって、ネコにご主人と間違えられた話です。

散歩の帰り、森を出るとある草原で、ネコと出会いました。白黒の大きなネコです。

最初20mくらい離れているところで、お互いに目が合いました。すると、ネコがハッとしたような様子を見せたかと思うと、まっすぐに近づいてきました。

5m近寄るたびに、“おかさん”の顔を確かめ、最後の5mまで近づいてきました。そこで、“おかさん”はかがんで、いつもこのネコのご主人がするようにじっとネコが近寄ってくるのを待ちました。

でも、ちょっとだけ声をかけたとたん、勘違いだとわかったらしく、逃げていってしまいました。

そう、このネコはいつもおじさんと一緒に森に散歩に来るネコなのです。このおじさん、このネコと時たまかくれんぼなどをして遊んでいたりしていました。最近このおじさんとネコとの散歩を目にしませんでしたが、考えてみると、今日の“おかさん”の格好は、いつものおじさんのそれとそっくりでした。

思わずネコとの対話が出来て、より楽しい散歩となりました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする