“おかさん”の髪が昨日、床屋でオーダーした以上にばっさりと切られてしまいました。
奥さんに「短すぎじゃない!」と言われ、ちょっと困惑気味です。
でも、“おかさん”の髪は年をとったとはいえ一ヶ月(一ヶ月半?)もすれば、ほぼ元通りになるのでかまわないのですが・・・・。
ただ、自然に生えている木は?というとそうは行きません。
そんな森の木が先週10本くらいばっさりと切られてしまいました。
いつも散歩している森で、小学校の農園と隣接している部分です。
植物はご存知のとおり太陽の光を必要とします。
なので、森の中に根を張りながら、その木々たちは何十年もかかってその枝葉を森の外の空間に押し出していました。
それが邪魔だったのだろうと思われます。(農園の端にすこし覆いかぶさっている程度で“おかさん”の眼からすると“ノープロブレム”だったのですが。)
しかも、切り倒した残骸はその場に放置状態です。
その残骸の下の湿地には貴重な動植物が生息しているのに・・・・・。
“おかさん”が住んでいるここ南柏でも、お店がつぶれては、新しいお店がすぐに顔を出しています。
人間が作ったものの改修や修復、或いは、全く新しいものに建てかえるのは技術が発達している現在、割りと簡単です。
でも、今回の森の木などを再生させようとしたら何十年もかかります。
恐らく“おかさん”が生きているうちでの再生は無理です。
だから、自然に人間の手を入れるときには、もう少し熟慮が必要ではないかな?と思わずにいられません。
もう少し自然に対して遠慮して生活するようにした方がよいのではないかと思います。
見晴らしと、風通しが良くなった森の散歩道で、爽やかな風を体に感じながら、そんなことを思いました。