「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

英文○暗記。(結婚式のスピーチ。)

2012-05-12 20:56:11 | Weblog

 学舎では今年から、中学生達に英語の教科書本文の丸暗記を義務付けています。

中間テストや、期末テストでは教科書本文からの出題が結構あるからです。

 

英文暗記が得意な子、苦手な子、いろいろな生徒がいますが、とにかくみんな暗記するため、何度も何度も本文を読んで覚えます。

得意な子は新しい単元の本文をその日中に暗記してしまいます。

ただ、それは例外です。

 

ほとんどの生徒は習った翌週にその単元の暗記を成し遂げます。

懸命に覚えようとしたことは、一晩置くと「頭の中でそれらが整理され、記憶定着率が飛躍的に高まる」からです。

みんなその記憶の仕組みを効果的に使っています。

 

その効果については『一夜漬けで成果を上げる記憶方法』に次のように紹介されています

 

人の脳はレム睡眠という眠りの浅いときに昼間の記憶の整理を行う。
眠らないと記憶の定着作業がされないので結果として「覚えてない」
ことになってしまうのだ。

だから、試験前には眠ることをおろそかにしてはいけない。
そして勉強を終えたらそのまま眠ろう。

まちがってもテレビを見たり、漫画を読んだり、音楽を聴いたり
してはいけない。
せっかく仕入れた知識がすり替わってしまうからだ。

 

話は変わりますが、“おかさん”もこの一夜漬けを金曜日から土曜日にかけて使いました。

土曜日の息子の結婚式最後のところでの、「親族からの御礼の挨拶」をしなければならなかったからです。

しばらく自分自身では使っていなかったこの学習法は、やっぱり効果がありました。

 

金曜日の朝から何度も暗記を試み、夜寝る前にも再度暗記を挑戦してから眠りに付きました。

お陰で、土曜日の朝段階では、スピーチのかなりの部分が頭に定着し、翌朝何度か仕上げの暗記をすることで本番でもほぼ想定どおりの挨拶ができました。

 

また、暗記をするだけでなく、前回親戚の結婚式で上手な挨拶をしていた方をイメージし、「俺にもあれくらいはできる!」と自分自身に何度も言い聞かせました。

これも大事な儀式だったように思います。

本番では、そのモデルの方のスピーチの6~7割くらいの出来具合だったように思いますが、とりあえずは合格点をもらえたと自負しております。

 

この「寝ている間に記憶を定着させる方法」と、「俺にもあれくらいはできるぞ!自己暗示法」を、

子ども達にも、もっともっと積極的に使ってもらおうと考えております。

 

<追記>

ギンランがいつもの森の中に咲いていました。

一株だけ、黄色い花をつけたものがあったのですが、見つけた翌日には無くなっていました。

ひょっとしたらその株はキンランという種類のものだったかな、と思われます。

 

ほぼ毎日歩いている森ですが、毎回新しいものを発見します。

これからも何か見つけたらご報告したいと思います。

コメント
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