「ミラクルロード(旧サクセスロード)」という教材を使った学習を
先日から本格的に自分自身で体験しはじめました。
「理科」、「社会」、「英語」といった科目の基礎知識習得に抜群の効果を発揮するこの教材ですが、生徒達の取り組みがそれ程活発ではありません。
「何でかな?」ということで実際に使ってみることにしました。
“おかさん”の大の苦手は「社会の歴史分野」です。
その部分についての学習を2週間前くらいから開始しました。
やってみて感じたことは、いくつかあります。
ひとつは、“おかさん”の持っていた知識の中途半端さです。
何となく解っていたつもりの知識も、たくさんある細かい部分部分の質問の前では、タジタジです。
言葉がわかっていたとしても漢字で書けなかったりします。
これではテストでは得点に結びつきません。
ご覧のとおり↑ 間違いだらけです。
気づいたことの二つ目は、基礎知識の習得には、思っていた通りかなり効果があるということです。
間違った問題については最低5回の直しが必要です。
テキストの余白に何度も何度も書いて正しい答えを覚えます。
これが結構大変です。
ただ、問題文を心の中で唱えながら、その答えを漢字で書き直すので、直した問題の正しい答えの定着率は抜群です。
生徒達が期末テストに向けての学習にこの教材を使いたがるのがよくわかります。
効果があることを彼らは身を持って知っているからです。
ただそれでも「そんなによい教材だったら、普段からもっともっと積極的に使ったらいいじゃないか。」とは思いますが、
現実にはそれ程、積極的ではありません。
なぜだ?
やはり苦手な科目、嫌いな分野の学習だからでしょうか?
嫌いなものはそう簡単には好きにはなれません。
ある程度の量をこなして、「嫌い」とか「苦手」とか言う「峠」を超えさせてしまえば、
後は下り坂を転がるがごとく、ドンドンこのテキストをこなして、得意科目になっていくに違いありません。
去年の夏期講習以降の中3生がそうであったように。
ただ、中3の夏期講習からでは、苦手分野をすべて味方につけるのは結構大変です。
なので、もっと手前の中1・2年生の時からの使用活性化を考えていきたいと思います。
“おかさん”の実体験は、まだ一冊目。
一回目の基礎知識習得率は37点でした。
かかった時間は7~8時間だったでしょうか?
後2冊同じテキストをこなさなければなりませんが、果たしてこの得点がどのように伸びるのか、
消化に必要な時間がどのように変化するのか、さらに実験を続けて行きたいと思います。