学び舎には全部で4つの中学校からの生徒が通っています。
そのうちの2つは先週で期末テストが終了しましたが、残りの2つが明日まで期末テストとなります。
そんな彼らの勉強振りを見ていると、中1生、中2生、中3生それぞれに勉強の仕方が見事に異なっています。
中3生には直前まで「英検3級絶対合格」というプレッシャーがあり、期末テストに専念できない状況にありました。
とは言えども、さすがに3年生で何回か期末テストなるものを経験しているので、それぞれが何とか厳しいスケジュールをかいくぐってくれたようです。
いつもよりは少し厳しい結果になっているようですが、やむを得ません。
一方、中2生は中学生活に慣れてきていて「勉強のやり方」も解ってきていますし、「熱心さ」もみんなしっかり持っています。
ですので、このグループは全員が先週期末テストを終え結果が既に帰ってきていますが、その結果もよいものとなっています。
最後に、中1生ですがまだ、ほとんど生徒が「勉強の仕方」を身につけていません。
みんな学校の提出物に追われたりしながら、場当たり的な勉強の仕方をしています。
口頭で、試験の3週間前くらいから、効率的な勉強の仕方などを示してきたつもりですが、2割程度の生徒にしかそれが浸透していません。
また、期末テストなるものの経験がないせいか、のんびりとしていて2年生ほどの熱心さもありません。
こちらはほとんどの生徒が明日まで試験となっているため結果についてはまだ未知数です。
この様に3者3様の有様ですが勉強にしてもなんにしても、
「よいやり方」 × 「やる気・集中力」 × 「かけた時間」 ==> 「結果」 だと思います。
限られた時間の中で大きな成果を上げるには、上の3要素それぞれを大きくしていくしかないように思われます。
3要素は掛け算なので、3つとも2倍にすれば、それだけで2×2×2=8倍の結果が得られます。
1年生にも早く「よいやり方」を身につけてもらうようさらに努力して行きたいと思います。
そしてよい「結果」を味わってもらい、次なる勉強への「意欲・やる気」を高めていきたいと思います。