「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

「まつど あそぼうよ」(7月)。子ども一人、昆虫多数。

2022-07-24 16:50:55 | 散歩(鳥・昆虫)
コロナウィルスが急拡大する中、緊急事態宣言等の行動制限が出されていなかったので、7月の「まつど あそぼうよ」を開催しました。

しかし、特に幼稚園や小中学校で陽性者が増えている中での開催だったため、来てくれたお子さんはたった一人でした。

この新登場の遊具( ↓ )も乗る人が訪れず寂しい思いをしていました。
昼過ぎに子どもが乗ってくれてやっと仕事をすることができました。


前後だけでなく回転も加わる動きに、歓声を上げて乗っていました。

そんなわけで、森の中の散策時間が増えました。
何年か前に比べれば格段に少なくなっている昆虫たちですが、探してみると何種類かいて、"おかさん”を楽しませてくれました。

ニイニイゼミの抜け殻はあちこちのシラカシの木に行列をなしていました。
ただ動いている姿は見ることができませんでした。

ヒグラシ。
ちょっと時期が早いような気もしますが、最近はこんなものでしょうか。

一匹手で捕まえました。

アブラゼミ

大きなナナフシ
カシノナガキクイムシ対策としてのスカートにくっついていました。

クロカナブン(?)
残念ながらカナブンの仲間はこの一匹しか確認できませんでした。


アカボシゴマダラチョウ

この他にルリタテハや、クロアゲハの仲間が2~3種類目につきました。

また、鳥では一回だけオオタカの幼鳥と思われる鳴き声を確認しました。


昆虫を探しに森を散歩していると、枯れてしまったコナラの木などが目につきました。
この木などはこの公園でも1,2を競う巨木です。↓
どうもこの2本はカシノナガキクイムシ以外の理由で枯れているようです。
カシノナガキクイムシが地面に落とす木くずが見当たりません。

もう一本こちらも枯れて枝に葉が一つもありません。

この他にカシノナガキクイムシにやられている樹が何十本(対策としてスカートをはかされているのでよくわかります。)もあります。

何年か後にはさらに森がスカスカになることは間違いないようです。

しかし、それでも地面にはたくさんの木の芽(ドングリから芽が出ています)が出てきています。
そのうちの何本かだけでも成長してくれればよいのですが、長い年月が必要でしょうから、残念ながらその結果を見ることはできそうもありません。
コメント (2)
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