ミッドタウンのとらやで、草月流の勅使河原茜さんによる桜の企画展が開催されておりました(3/12-17)。
お引越しのドタバタですっかり忘れていて、最終日になんとか間に合いました!会場の真ん中に活けられた大ぶりの桜は、とてものびのびと、でも凛としていて美しくて。一足早いお花見となりました★
お花をされている方にパンフレットをお渡ししたら、「あ、テッシーだ!」って(笑)。ワタシはいけばな、無知ですが・・・これって公称なのかしら?笑
この企画展では、勅使河原さんがデザインした和菓子も登場。花より団子・・・という訳でもないけれど、コチラがワタシのお目当てです
「春の雫」(¥420)、つるんとまんまるのお菓子です。白あんをこしあん(練りきり)で包み、つやつやの寒天で包んだもの。雨に濡れた桜の木のイメージなのだそうです。こしあんの黒とピンクの紐(練りきり)の色のコントラストがとてもすてき。デザインもお味もとてもよいお菓子です。この春いちばんのおすすめにしたい!!!
企画展では、もう1つ生菓子があったのですが、残念ながらそちらは売り切れでした。ピンクのういろう(たぶん・・・)で、さくらのお花をイメージしたお菓子でしたよ。
こちらは「遠桜」(¥420)。3月後半のお菓子です。
白とピンクのねりきり。きれいです~
しかも、中あんは、粒あんをさらに白あんで包んだもの。きんとんの隙間から黒のあんが見えないし、味の変化も楽しめます。さすが、とらやさん、手が込んでいます!
あんこ、おいしいです。豆の味がしっかり引き立っていて、甘さが邪魔をしません。
さてさて・・・先月、同級生の披露宴に呼ばれていってきました。同級生や知人が多い宴だったので、とっても楽しかった!
のですが、1つ困ったのがお引き出物。最近にしては珍しく、大きくて重さのある包みの中は、5客揃えの和風のマグカップ+トレーetcのセット。引越し前の我が家に持ち帰るのもちょっと考えちゃうし、そもそも一人暮らしで出番なさそうだし、かといって、実家では数が足りないし、父の入院でてんてこ舞いの母に「しまっておいて」と頼むのも悪いし・・・と考えた結果、お店に持っていくことにしました。
・・・このまま終いこんで忘れちゃうより、どうせなら、リサイクルなりして誰かに有効に使ってもらっていただいたほうがいいかな、と思いまして。引き出物を選んだお店、たまたま聞いていたし(家から近い)。
ひきとってもらえたらそれでよいと思って「すみませんー」と訪れたところ・・・驚いたことに、そのお店で、他の商品と交換させてもらえたのです!びっくりー。
で、選ばせていただいたのが、今回のお皿。生活用品にする選択肢もあったのですが、せっかくご結婚の記念なのだから、和菓子が似合いそうなきれいなお皿にしてみました。ノリタケの2皿組のものです(柄違い)。
アメリカだと、レシートを持っていけば自分の好きなものと交換できるそうですが、まさか、同じようなことができるなんて!(しかも差額を商品券でくれた・・・。悪いからいいですと言ったんですけど・・・。) お店の対応からして、ワタシのような客が多いようには見えませんでしたけど・・・私個人としては、とてもラッキーでした。持ち帰りもとっても楽でしたし。
・・・さすがに本人には言えずにおります でも、このお皿、思いが深い品になりました。