こちらも、山崎でのランチ。
先ほどのパン屋さんから歩いて2-3分、阪急の大山崎駅のすぐそばにある、2階建のcafeです。
パスタランチ(¥1200)は、前菜、スープ、サラダ、パスタがつく豪華版★
+¥300でドリンクかデザートを追加できるので、ロゼをオーダーしちゃいました!やったー!!!
2種類から選べる前菜から、スモークサーモンとゆで卵のバーニャカウダ。ゆでたまごをサーモンでくるんとロールした、斬新な盛りつけ!白いお皿に映えますね。
パスタは3種類から選べます。訪れたのは2月だったので、「小柱と聖護院かぶらのクリームソース」をセレクト。
サイコロ状の貝柱がたっぷり。かぶの風味もアクセントになってて、おいしかった! ややあっさりめの味付けです。
丹波産の豚バラ肉のパスタなど、地元の食材をつかったメニューは魅力的!これは冬メニューですが、夏メニューもおいしそう!
明るい店内で、お料理もおいしくって、近所にあったら通いたいお店です♪
・・・なぜ急に山崎のことを思い出したかというと・・・
先日、天皇陛下が山崎の「聴竹居」を訪れたというニュースをみたから。
私も前から行きたいと思っていて、今年2月に、ちょうど見学ツアーに申し込むことができて行ってきたんです。
「聴竹居」は、建築家の藤井厚二氏が1928年(昭和3年)に建てた、5番目の実験住宅。環境工学をいち早く研究した藤井氏は、夏に涼しい空気を取り込めるよう床下にダクトを設け、また建物内の空気が循環するよう工夫して設計したのだそうです。 昭和の初めにそこまで考えていた建築家がいたとは・・・正直びっくり。
しかも、洋と和が調和したモダンデザインがとってもすてき!親子で一緒に勉強や仕事ができる書斎やサンルーム・・・こんなおうちに住みたいなぁ。写真の公開はできないのでご紹介できないのが残念ですが、一見の価値アリ、です。建築好きの方、ぜひ行ってみて!
このときのツアーは、同じく山崎にある「大山崎山荘美術館」の企画。この美術館にも一度行ってみたいと思っていたのです。
この美術館は、実業家、加賀正太郎が大正~昭和初めに自ら設計した山荘で、一時、取り壊しの危機にあったのですが、アサヒビールと京都府、山崎町の協力により、美術館として復活したのだそうです。
イギリスの山荘の趣の別荘。建物の内部にもあちこち凝った意匠が施されてあって、見応えがあります。暖炉の部屋には、乙訓郡名産の筍のあしらったモチーフもあるんですよ。また、安藤忠雄が設計した別棟の部屋には、モネの睡蓮が展示してあります。
2階のバルコニーからの眺め。
木津川、宇治川、桂川が見渡せる絶好のビューポイント。春は、桜が眼下に広がり、とてもきれいなんですって。いつかぜひその時期に行ってみたいものです。秋もきれいだろうなぁ。
京都駅からわずか15分ほどで、こんなすてきな場所があったんですね。
今まで「ウイスキーの町」ということぐらいしか認識がなかったのが残念!!! すてきなお店もあるし、またぜひおさんぽにきたいなと思っています。
hermit green cafe HP
大山崎山荘美術館 HP
聴竹居 HP
※聴竹居見学には、事前の問い合わせが必要ですのでご注意!