佐賀の観光案内所で、こんなチケットをみつけました。
「佐賀銘菓めぐりの恵比須散歩」。¥500でチケットを購入し、市内4つの菓子店でお菓子をいただくというもの。この日はちゃんと予定をたてていなかったので、これを使ってお散歩することに。
長崎から小倉まで続く長崎街道は、江戸時代、貴重な砂糖の流通経路でもありシュガーロードとも呼ばれていて、佐賀には南蛮由来のお菓子が多いのだとか。羊羹で有名な小城もシュガーロード上にあります。
最初に訪れたのが、駅から徒歩3分ほどの「村岡屋」。
こららでいただいたのは、「さが錦」!
小豆入りの浮島をバウムクーヘンでサンドしたお菓子で、伝統織物「佐賀錦」をイメージした佐賀を代表する銘菓です。・・・これは、伝統菓子というより、たぶん割と新しいお菓子なんじゃないかな?
一切れサイズをいただいて、あとで、棹でも購入。
小城羊羹の「村岡総本舗」では、「とら焼き 宗歓」を。
中は紅あんです。
同じく小城に本店をもつ「八頭司伝吉本舗」と、「北島」では、丸ぼうろ。
しっとりとしてて、素朴な焼き菓子。
北島の丸芳露はよくおみかけしますね!お店ではジャムをサンドした「花ぼうろ」というのもあって買ってくればよかったな、と後で後悔。
小城には、八頭司(やとうじ)の名がつく羊羹屋さんが3軒もあって・・・暖簾分けしているそうですが、どこが元祖なのかな?
・・・いただけるお菓子は行ってからのお楽しみ、ではありますが、パンフレットでは羊羹が紹介されていて・・・2店が同じ丸ぼうろだたのは、ちょっぴり残念。無料サービスなら仕方ないかな、と思うのですけどね
そうそう、どのお店でも、もれなくお茶と試食のおもてなしがあってびっくり。いろいろお味見させていただきました♪
恵比須散歩もしました
佐賀にはいたるところに恵比須像があって・・・その数、なんと市内だけでも820体以上あるそうです!
このチケットでは、大通りにほど近い7つの恵比須様を紹介。こちらも、全部回りました
駅前の宝くじ売り場にいらっしゃる「よかよか恵比須」さまと、「忍者恵比須」さま。
地図が簡略したものだったので、途中、わからず、お店の人におしえてもらったり・・・。恵比須散歩、距離にして、駅から最長1キロぐらいだったかな?
軽くお散歩するのにちょうどよかったです。
佐賀市のマンホールは・・・ムツゴロウ。
歩道のところどころ小さなタイルが埋め込んであって、さすが焼き物の産地だな、と。こんなところにも、地域性があらわれていますね。