昨年、大塚におさんぽにいって。
駅そばにある喫茶店でいただいたおやつ。自家製ダッチコーヒーゼリー(¥600)。水で12時間かけて抽出したコーヒーでつくってるんですって。水の方が味が安定するのだとか。へえ。よく水出しって聞くけどなんで?といつも思っていたけど、そういうことなんだ。 無糖のゼリーはしっかりビター味。かたすぎないしやわらかすぎず、ちょうどいい塩梅です!まさにゼリー シロップをお好みで。
さて、おさんぽのお目当ては、鈴木信太郎記念館。
フランス文学者、鈴木信太郎は本の収集家でもあり貴重な本を多数所蔵。1923年(昭和3年)に建てられた鉄筋コンクリート造の書斎は、火災に備え、防火扉に防火戸、シャッターまで備えた強固なもの。そのため、戦災の焼失もまぬがれることができました。
中はまるで図書館のようです
この椅子と机!体を沈めてみたい なるほど、角を使うとより広く机を使えるんですね。ここなら、思う存分、自分の世界に没頭できそう。
照明や書棚の取っ手など1つ1つが美しい。
窓には鈴木信太郎が自らデザインしたステンドグラス。
鰐、鳩、鹿、獅子、犬とともに、フランス近代詩人マラルメの言葉が添えられています。
「世界は一冊の美しい書物に近づくべくできている」と記されているようです。
書斎の外観。
戦火の後、熱でドアが変形してあかなかったので階上からはいったそうです。(当時の2階は焼失)
こちらは玄関。
書斎の反対側(左手)は春日部の本家から移築した座敷になっていて、そちらや中央の玄関棟もすてきだったのですが、メモリーカード、実は破損しちゃて画像が残っておらず。なんとか一部は復旧できたんですけどね。
そうそう、コーヒー屋さんは今は営業していないかも? こないだテレビで紹介されたんですよ、とお店の方がおっしゃっていたけど、残念。
(2019.11)